和氣あず未&Lynn:「白い砂のアクアトープ」でナチュラルな演技を 二人の“安心感”

「白い砂のアクアトープ」に出演するLynnさん(左)と和氣あず未さん
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「白い砂のアクアトープ」に出演するLynnさん(左)と和氣あず未さん

 「true tears」「SHIROBAKO」などのアニメ制作会社「P.A.WORKS」が手がけるオリジナルテレビアニメ「白い砂のアクアトープ」が7月8日からTOKYO MX、MBSほかで放送される。沖縄県南城市にある閉館寸前の小さながまがま水族館で、館長代理を務める海咲野くくる、東京で夢を諦め行き場を失っていた元アイドルの宮沢風花が出会い、二人の少女の絆や葛藤、成長が描かれる。くくる役の伊藤美来さん、風花役の逢田梨香子さんに加え、くくるの同級生で定食屋カメーの看板娘の照屋月美役の和氣あず未さん、沖縄県南城市の観光協会で働く公務員でくくるたちにとって“年上の友達”といった存在の久高夏凛役のLynnさんら豪華声優陣の出演も話題になっている。和氣さん、Lynnさんに同作のアフレコ、お互いの印象などについて聞いた。

 ◇キャラクターがそこにいるようなリアリティー

 --作品の印象は?

 和氣さん オーディションを受ける前は、女の子がちょっとイチャイチャしたり、お魚や女の子が可愛いかったりする作品なのかな?と勝手に思っていたのですが、違ったんです。すごくキレイで丁寧な作品で、くくると風花が姉妹のようで、美しい友情が描かれます。

 Lynnさん オーディションの時、キャラデザやせりふを拝見して、ナチュラルなお芝居が求められるのかな?と思っていました。沖縄、水族館とすてきな要素がいっぱいあって、個人的に好きな作風だなと感じていたこともあって、決まるといいなと思っていたので、出演させていただけることになり、うれしかったです。キャラクターが本当にそこにいるようなリアリティーがあるのですが、ちょっとファンタジックなところもあり、魅力満載です。第1話を見たら、絶対続きが見たくなると思います。

 --キャラクターの印象は?

 和氣さん 月美ちゃんは明るくポジティブで、ウワサが好きで、ちょっかいを出すのも好き。最初は、内面が幼いのかな?とも思ったのですが、大人っぽく、しっかりしています。人の悩みを真剣に聞くし、周囲の空気を感じることができます。伸び伸び育ったのかな? お母さんも天真らんまんですしね。いい彼女というより、いいお母さんになりそうなキャラクターです。

 Lynnさん 夏凛は、くくるたちよりもお姉さんで、社会人として働いていることもあって、しっかりした、頼れる相談相手です。がまがま水族館への思いがあって、くくると同じ視点で話し、協力しようとします。くくるは突っ走るけど、かたや夏凛は見えている現実もあり、間で苦しい思いを抱えることもあります。しっかりしている部分とは裏腹に、お酒を飲んで、すぐに酔っ払ったり、思ったことをズバズバ言ったりするギャップもあります。

 ◇めちゃくちゃ美人な人がいる! お互いの印象

 --演技で意識したことは?

 和氣さん オーディションの時は、キャラクターを作りすぎたところもありましたが、アフレコでくくると風花がナチュラルなお芝居だったので、私もナチュラルなお芝居を意識しました。

 Lynnさん オーディションの時に「そんなに声を作らなくていいよ」と言っていただき、ナチュラルなお芝居を求められていると感じていました。私自身、無理をしすぎないお芝居が好みなので、声を作りすぎずに、私なりにキャラ作りをしました。

 --お互いの印象は?

 和氣さん 初めては、いつでしたっけ?

 Lynnさん ウマ(ウマ娘 プリティーダービー)?

 和氣さん がっつりご一緒させていただいたのは、ウマですね。めちゃくちゃ美人な人がいる!というのが最初の印象でした。

 Lynnさん いやいや(笑い)。

 和氣さん 凜(りん)としていてクールなイメージがあったのですが、ラーメン好きと聞いて、イメージしていたのと違う……となったり(笑い)。お話をさせていただいて、優しいですし、頼りになる方とずっと思っていました。この前もLynnさんが二の腕を触ってくれて、すごくうれしかったです。

 Lynn 可愛いのですが、サバサバしている時もあるんですよね。ある作品のライブのリハーサルで、感動して泣いていたことが印象に残っています。なんて心がキレイな子なんだろう!と。私は、恐れられているんじゃないかな?と思っているんだけど……。

 和氣さん 恐れていないですよ! キレイすぎて恥ずかしくなるんですよ。

 Lynnさん そうなの!? 私は人見知りで、自分から話しかけられないけど、好きな子にちょっかいを出したくなるんです。二の腕を触ったり。

 和氣さん うれしいです!

 --アフレコは二人一緒だった?

 Lynnさん ほぼ一緒でした。

 和氣さん Lynnさんがいると、私も安定するような気がするんですよね。安心感もありますし。Lynnさんとはこれまでも何度かご一緒させていただいていて、テンポ、音程の聞き心地がよくて、テンションが高いキャラクターもスンッと入ってくるんです。

 Lynnさん ありがとうございます! あじゅじゅ(和氣さん)は、元々の声も可愛いので、可愛らしく、色気もあったり、おっちょこちょいだったりする役のイメージがあったのですが、今回は、今までのイメージになかったお芝居を聞けたので、いろいろな引き出しを改めて感じました。もっといろいろなお芝居を聞いてみたくなりました。

 和氣さん ありがとうございます!

 ◇老後の二人はババ友!?

 --沖縄、水族館の思い出はありますか?

 和氣さん 沖縄は3回行ったことがあります。超いいんですよね! 夏になったら沖縄に行きたくなります。3回目はお兄ちゃんの結婚式だったのですが、チャペルが海の上にあって、私も結婚式をするならここでやりたい!となるくらいすごくキレイな場所でした。このご時世ですが、また行きたいです。スキューバダイビングをしたいです。水族館は、沖縄美ら海水族館も行きましたし、都内も品川、東京スカイツリー、池袋……と結構行っていますね。生き物が好きだし、水族館の薄暗く、ちょっと肌寒い雰囲気も好きです。ワクワクドキドキします。

 Lynnさん 沖縄が舞台のドラマや映画を見て、行きたいな!とずっと思っているんですけど、行ったことがないんです。自然が好きなので、泳いだりというよりは、自然を感じたいですね。水族館も好きで、都内の主要な水族館は行っていますね。八景島シーパラダイスも行ったし、江ノ島水族館も好き。落ち込んだ時に、江ノ島水族館に行って、1時間くらいクラゲを眺めていたこともありました。プカプカ浮かぶクラゲを見て、癒やされて……。日常とかけ離れた特別な空間で、心がリセットされます。

 --風花は夢を諦め、沖縄に旅立ちます。逃避行、思い切って旅行に行ったことはありますか?

 和氣さん 一度もそういうことがないんですよね。ネガティブな人間なんですけど、悲しいことがあっても“なんくるないさ”となるんです。失敗して泣いても、寝て起きたら、もう大丈夫だったり。今は一人暮らしをしていて、私にとって実家が大切な場所で逃げる場所になっています。お父さん、お母さんが全部受け入れてくれて、弱音をはけるんです。お母さんがおいしい料理を作ってくれて、明日から頑張れる!となれます。

 Lynnさん 落ち込んだ時に、都会の喧噪ではなく、ここじゃないどこかに行きたい!となったことがあります。でも、全然知らないところに行く勇気がないので、行ったことがあって、知り合いのいるところ……と大阪に行きました。都会から都会に行ったんですけど(笑い)。プチ逃避行ですね。

 --夢がキーワードですが、かなえたい夢は?

 和氣さん 声優という夢は、もうかないましたが、可愛いおばあちゃんになりたいです。ババ友とカフェめぐりをしたり、自撮りをしたり……。

 Lynnさん ババ友!?

 和氣さん ババ友です! 元気で可愛いおばあちゃんを見ると、幸せな気持ちになるんです。電車でおじいちゃんとおばあちゃんが手をつないでいるのを見て、すてき!と泣きそうになったり。そんなおばあちゃんになりたいですね。

 Lynnさん 以前はお仕事だけ続けていきたいと思っていたのですが、最近は家庭もあって、守るべき子供もいる状態で、無理なくお仕事もするという幸せを考えるようになりました。今は生き物のお世話をする自信はないけど、老後はネコを飼いたいです。将来は、あじゅじゅとババ友になって、自撮りをしたり、縁側でネコとお茶でもすすりたいです。

 --最後にアニメの見どころを教えてください。

 和氣さん くくる、風花の友情が芽生えるのがすてき。命の大切さも教えてくれる作品です。尊い気持ちになります。ぜひ、注目してください。

 Lynnさん 映像がすごく美しく、沖縄の自然が色鮮やかに描かれています。キャラクターの掛け合いも生き生きしています。最初に監督が「生き物に優しく、人に優しくを描きたいんです」とおっしゃっていたのですが、本当に人の温かさがたくさんがつまっていて、優しさとは?と考えるきっかけにもなります。夢、働くことを真剣に考えさせられるところもあり、刺激を受ける作品になっています。

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