お笑い芸人の新人王を決める「カーネクスト presents 第42回ABCお笑いグランプリ」（ABC）の決勝が7月11日に行われ、お笑いコンビ「オズワルド」が優勝した。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　オズワルドはボケ担当の畠中悠さんと、ツッコミ担当の伊藤俊介さんによるコンビ。2014年に結成。「M-1グランプリ2020」では決勝に進出し、5位に入賞した。伊藤俊介さんの妹は、女優の伊藤沙莉さん。

　番組放送後、2人はABCで開催された会見に出席。売れない時代に沙莉さんと同居していたことでも知られる俊介さんは、「これから先も（沙莉さんの）お世話になっていきたいと思います（笑い）」と冗談を言いつつ、「あのとき（同居していた頃）、沙莉の支えがなかったらしんどかったところがありますね」と感謝。

　「仕事なくて、朝まで飲んで、昼過ぎに起こされて、『ウーバーイーツを頼むけど、何がいい？』って言われて、『カレー』って言って、（カレー店の）『オーベルジーヌ』を食べさせてもらう毎日でした（笑い）。そう考えると、あの頃と比べて、お兄さんに戻れてきていると思います」と当時を振り返っていた。

　また、賞金100万円で沙莉さんへのプレゼントを買うかと聞かれると、「あいつは自分で全部買えますからね（笑い）。一緒に住んでいるとき、手をかざすと自動で出てくるハンドソープが置いてあって、『こいつ買いたい物を買い切ったんだなぁ』と思いました。でも実家のかあちゃんや、沙莉たちとおいしいものを食べたいなと思います」と語っていた。

　「ABCお笑いグランプリ」は、デビュー10年以内の新人を対象にしたお笑いコンテストで、漫才やコント、ピン芸、マジック、落語などジャンルは問わない。優勝賞金100万円。前身の「ABCお笑い新人グランプリ」では、お笑いコンビ「ダウンタウン」「ナインティナイン」「中川家」「フットボールアワー」「かまいたち」「霜降り明星」らがグランプリを受賞しており、若手芸人の登竜門となっている。