歌手の布施明さんがデビュー55周年を記念して行ったツアーから、6月6日に東京国際フォーラム ホールA（千代田区）で開催された最終公演の模様をWOWOWで放送。「布施明 55th ANNIVERSARY LIVE TOUR～陽はまた君を照らすよ～ FINAL SPECIAL！！」と題して、8月15日午後6時からWOWOWライブで放送される。

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　公演はジャズバンドの演奏と共に、代表曲「君は薔薇より美しい（2021 JAZZ Ver）」からスタート。「Besame Mucho」を歌い上げ、最初のMCでは「先日、若い記者さんからファイナルライブということはご勇退ですか、と尋ねられましたが、『辞めません』と断言しました」と笑いを誘った。

　その後は、ミリオンヒットを記録した「シクラメンのかほり」や、新曲「まほろばの国」を披露。当初は予定になかったという「独白コーナー」では、ハーモニカを吹きながら、思いのたけを言葉と音に乗せた。

　後半には、アカペラで歌い始める「霧の摩周湖」をはじめ、「愛は不死鳥」など人気曲のメドレーをパフォーマンス。自らが作詞した「1万回のありがとう」で本編を締めくくった。アンコールでは、純白のタキシード姿で再登場し、代表曲の一つである「マイ・ウェイ」を歌唱。ラストは、クラシックをもとにした「Tristesse」を歌い、幕を下ろした。

　公演の模様は、放送終了後から1カ月間、WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信される。