アクターズ・ショート・フィルム:青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子が監督挑戦 2022年に放送・配信

「アクターズ・ショート・フィルム2」で監督を務める(上段左から時計回りに)青柳翔さん、玉城ティナさん、千葉雄大さん、前田敦子さん、永山瑛太さん=WOWOW提供
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「アクターズ・ショート・フィルム2」で監督を務める(上段左から時計回りに)青柳翔さん、玉城ティナさん、千葉雄大さん、前田敦子さん、永山瑛太さん=WOWOW提供

 人気俳優がショートフィルムの監督に挑戦するWOWOWの企画「アクターズ・ショート・フィルム」の第2弾が放送されることになり、青柳翔さん、玉城ティナさん、千葉雄大さん、永山瑛太さん、前田敦子さんが監督に挑戦することが8月18日、明らかになった。永山さんは自主映画の制作はあるが、本格的な映画は同作が初監督作品。ほか4人は監督初挑戦となる。

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 「アクターズ・ショート・フィルム」は、WOWOWの開局30周年を記念して行ったプロジェクト。俳優5人が制作費や制作日数など同条件で、25分以内のショートフィルムを製作。世界から6000本以上のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」のグランプリを目指す、というもの。今年1月に第1弾が放送され、磯村勇斗さん、森山未來さん、柄本佑さん、白石隼也さん、津田健次郎さんが監督に挑戦した。

 第2弾「アクターズ・ショート・フィルム2」の放送・配信は2022年を予定。各監督作品の詳細やキャストは後日発表される。

 青柳さん、玉城さん、千葉さん、永山さん、前田さんのコメントは以下の通り。

 ◇青柳翔さんのコメント

 映画を愛し、作品づくりの苦しみを乗り越えた一握りの経験豊富な人ができるものだと思っていたので、オファーを受けた時は、僕がやってよいのか? と、正直、ひるみました。前作(第1弾)の全作品を見終わった後、皆さんの作品が素晴らしかったので、自信がなくなりました。

 でも、ありがたいことに、とても優秀で経験豊富な人たちが周りにいるので、その方々に助けていただきながら、作品を一から作る苦しみや楽しみを味わっております。意固地にならず、人の意見をちゃんと聞き、良い作品を作っていきたいと思っております。必ず最高の作品を作るためにベストを尽くします。

 ◇玉城ティナさんのコメント

 自分で物語の指揮を執るのは早すぎる気もしましたが、このままではいつまでたっても今だ、という時期は来ない、とも思ったのでありがたく引き受けることにしました。この時の私はこういうふうに感じていたのだな、と未来の自分が見てクスリと笑えるような作品になれたら、うれしいです。

 とにかくのびのび気楽にできたら一番だと思っています。前回の監督たちの作品、メーキングに映る表情を見て、そういう気持ちが大事なんじゃないかと思いました。よろしくお願いします。

 ◇千葉雄大さんのコメント

 文章を書くことは昔から好きで、少し前から脚本を書くことに興味を持ち始めたのですが、いざやるとなると大違い。自分とにらめっこの日々です。好きという気持ちを忘れてしまいそうにもなりますが、楽しいです。

 前回監督されたみなさんの作品それぞれに違った彩りを感じられたので、自由にやっていいんだと背中を押されました。今まで出会った監督からしていただいてうれしかったことをまねっこしつつ、僕も自分なりに彩っていけたらと思います。でも、その自由っていうのが意外と鬼門で、ないものねだりですね。見てくださった方に少しでもお土産をお渡しできますよう務めます。

 ◇永山瑛太さんのコメント

 前回のアクターズ・ショート・フィルム、森山未來監督作品で出演させていただき、その後、プロデューサーから、撮りたいですか? とお声掛けいただき、うれしさのあまりすぐにやります!と、構想を練り始めました。

 テーマは、生きる、です。もちろん、一筋縄ではいかないことは承知していますが、結果よりプロセス、現場で楽しむことを大切にして立ち向かっていきたいと思います。

 ◇前田敦子さんのコメント

 映画の世界が私は大好きです。私がまさか監督を、、びっくりしました。ですが新しい入り口に手招きしていただけてワクワクせずにはいられませんでした。そこから私が撮るならこの人たちと一緒にやってみたいと頭にパッと浮かんできました。その夢が全てかなってしまい。準備は着々と進んでいます。これは撮影を楽しみにせずにはいられません。

 初めてのことだらけで手探りですが、皆さんに教えていただきながら、やれることは精いっぱいやります。何よりも楽しい現場にしたいです。今回参加される皆さんが同じタイミングでどんな世界を作品にするのか、それもものすごく楽しみにしています。

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