長谷川京子:「死神さん」第肆話で田中圭の相棒に 再捜査に後ろ向きなエリート役

ドラマ「死神さん」の第肆話の一場面 田中圭さん(左)と長谷川京子さん(C)HJホールディングス
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ドラマ「死神さん」の第肆話の一場面 田中圭さん(左)と長谷川京子さん(C)HJホールディングス

 女優の長谷川京子さんが、9月17日から動画配信サービス「Hulu(フールー)」で配信されるドラマ死神さん」にゲスト出演することが8月29日、分かった。“死神”と呼ばれる主人公の刑事・儀藤堅忍(ぎどう・けんにん、田中圭さん)が、事件ごとに相棒を替えながら冤罪(えんざい)事件を再捜査し、真実を明らかにしていく今作で、「第肆(4)話」での相棒となる警視庁人事課の監察係・陣野澄香(じんの・すみか)を演じる。

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 長谷川さん演じる陣野は、いわゆるキャリア組。金町北署内で発生した押収物窃盗事件の犯人と疑われて自殺した、会計課の女性警官・桑山とは警察学校時代の同期で、事件を再捜査する儀藤の相棒に指名される。だが、「犯人は桑山しかいない」と断定する陣野は再捜査には後ろ向き。その上、警務部長から再捜査を妨害するよう指示されている……という人物だ。

 長谷川さんは「陣野はエリートでここまで来た女性ですが、警視庁の中で上に上がって組織を変えたいという野望がありつつも、組織にまみれていくという部分も正直あって。“組織になじまないと上に上がれない”という気持ちもきっとあったと思いますが、その中でこの事件が起き、儀藤と出会って、彼女が自分を律していく、というところは非常に気丈だし、正義に対してすごく真剣に向き合おうとしている強い女性かなと思います。儀藤の相棒役はすごく楽しかったです」とコメント。

 続けて、「儀藤は基本的に感情の変化がない人ですが、儀藤との長い掛け合いのシーンでは、儀藤の感情の変化みたいなものが見られ、その中で私が踊らされている感じが、すごく楽しかったです。ドラマの見どころはやはり、儀藤との掛け合いです。同じ組織の人間ですが、外部の人間みたいな起爆剤がやって来て、彼女が変わっていく様を見ていただけたらと思います」とアピールした。

 「死神さん」は、大倉崇裕さんの同名小説(幻冬舎文庫)が原作。被疑者の無罪が確定した冤罪事件の再捜査を専門にする警視庁の警部補・儀藤が、逃げた真犯人と事件の真相をあぶり出す姿を描く。全6話で、9月17日から毎週金曜に1話ずつ配信。

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