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2026新春SP‐横浜BLACKOUT‐
1月3日(土)放送分
清原果耶さん主演の連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(NHK総合、月~土曜午前8時ほか)で、Jテレの記者・沢渡公平を演じている玉置玲央さん。玉置さんといえば、NHKのドラマの“常連”で、大河ドラマ「真田丸」「麒麟がくる」をはじめ、これまでに「サギデカ」「伝説のお母さん」「コピーフェイス~消された私~」「ひきこもり先生」といった作品に出演してきた気鋭の役者の一人だ。“常連”だからこそ抱く本作にかける思いや“縁”、そして役への印象などを語ってもらった。
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玉置さんにとって「おかえりモネ」は、2019年放送の「サギデカ」に続く、安達奈緒子さん脚本のNHKドラマとなった。そのほかにもお世話になってきた人々が数多くいるといい、今回の「おかえりモネ」出演にかける思いは強かったようだ。
「NHKさんの作品に関わらせていただいた今までの自分というか、一つの流れがあって今回のオファーをいただいていると思います。脚本の安達さんにしても前から“ご縁”がある方だったので。もちろん、『出させていただけるなら何でもやります!』というつもりではいますが、今までお世話になった方々にも恩返しができたらいいなというつもりで取り組みました」
そんな玉置さんが、「おかえりモネ」で改めて感じた安達さんの脚本の魅力とは?
「はっきりと脚本に役の動きなどを全て書いてくださる脚本家の方もいます。例えば、ト書きで『こういう動きをする』『こういう思いでいる』みたいに。でも、安達さんの脚本は“行間”を自分で探って、読み解いて、組み立てていくという作業が残されているんです。(役者の作業を)受け入れてくれるというか、受け止めてくださる脚本なんです。とても“懐の深い”脚本なので、自分があれこれ考えて取り組めるのは楽しいです」
「おかえりモネ」で玉置さん演じる沢渡は、少々やさぐれた風体でいい加減そうに見えるが、記者としての腕はいいという役どころだ。玉置さんは、そんな沢渡に対して“憧れ”を感じているという。
「のらりくらりしているところが沢渡さんの好きなところ。のらりくらりしているけど、仕事はきちんとやる、仕事になるとパリッと切り替えるというタイプの人は、自分がすごく好きな人なんです。自分と似ているかと言われるとちょっと違うのですが、沢渡さんみたいな生き方には憧れます」
役作りでは“素の自分”でいることにこだわったという玉置さん。「実は『おかえりモネ』の撮影のとき、“重めの暗い”テイストの別の作品にも参加していました。全然違う二つの役を抱えている状態だったんです。その作品と比較してということもあるのですが、沢渡に関しては、なるべく玉置玲央のパーソナリティーに寄せて役を作ってみようと思いました。つまり、しゃべり方にしても、なるべく素の自分の状態でいようと努めました」と打ち明けた。
通常のドラマに比べて撮影が長期にわたる朝ドラ。玉置さんはその点において、“難しさ”を感じたという。
「撮影期間が長いので、感覚やセンスでその都度、今必要なもの、今すべきこと、今何を現場に置いていかなくてはいけないか、今何を現場から受けとらなければいけないかといったことを、広い視野できちんと拾って、取り組んでいかなくてはなりません。そうしたことを器用にできる方ももちろんいらっしゃいます。ただ自分はそういうタイプじゃないので、そこは楽しくもあり、難しいところでもありました」
「おかえりモネ」の出演を通じて得た、新たな発見についても語ってもらった。自身のコンプレックスと関係しているようで……。
「実は自分の元気すぎるところが、今まで結構コンプレックスだったんです。キビキビ動けちゃったりとか、声が大きかったりして、『こいつ、熱血野郎だ』みたいな印象を周りに与えているなと思っていて。舞台をやっているとよくあるんです。『本当にこいつうるせぇな』『熱血野郎だな』って思われて(笑い)」と自己分析。
その上で「自分は36歳で、一般的な36歳より元気だと思っているんです。運動も得意だし、病気にもならない。でも沢渡役のおかげで、『お前、今はおじさんだぞ』と気づかされて。沢渡のようなちょっとおじさん的な振る舞いもやれるし、やってていいし、今後、きっとこういう感じでやっていくんだろうなと思えました」と語った。
最後に、沢渡役を経験した玉置さんの今後の展望について聞いた。
「今回、フラットに生きることの大切さを知りました。原点に返って、きちんと今いただいていることを、自分ができる範囲で精いっぱいやっていこうと。それがどういう結果になるかは自分では決められないし、受け取ってくださる方次第なのですが、沢渡みたいにのらりくらりやって、毎日のご飯が食べていけたらいいなというのは僕の未来の展望です」と楽しそうに締めくくった。
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