“桃太郎”裁判:昔話題材の法廷ドラマ きょうNHK総合で再放送 “裁判員”恒松祐里「桃太郎にも鬼にも痛みや悲しみが…」

「昔話法廷~“桃太郎”裁判~」裁判員役の恒松祐里さん (C)NHK
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「昔話法廷~“桃太郎”裁判~」裁判員役の恒松祐里さん (C)NHK

 「もし、昔話の登場人物が訴えられたら……?」という設定で描かれる、NHK・Eテレの法廷ドラマシリーズ「昔話法廷」の拡大スペシャル「『桃太郎』裁判」が、NHK総合で10 月4日午後11時半から再放送される。裁判員役の恒松祐里さんは「最初台本をいただいたときの衝撃は今でも覚えています。当たり前のように考えていた桃太郎と鬼の立場が、本作と出会って『こんな捉え方もあるんだ!』と気付かされました」と振り返っている。

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 脚本を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)や連続ドラマ「JIN‐仁‐」「義母と娘のブルース」「天国と地獄 ~サイコな2人~」(いずれもTBS系)などを手掛けてきたヒットメーカーの森下佳子さんが担当。恒松さんのほか、天海祐希さんが検察官役、佐藤浩市さんが弁護人役、仲野太賀さんが桃太郎役 、仲里依紗さんが鬼の妻役で出演し、NHK・Eテレで今年3月に放送された。

 恒松さんは、「桃太郎にも鬼にも痛みや悲しみがあって。その原因は、形のない『差別』という考え方の中にあって。子供たちが、いや、大人も、さまざまな人の気持ちを感じ取って、意見を話し合うきっかけとなる物語だと思います。一度見た方も、まだの方も、ぜひ見ていただきたいです!」と語った。

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