ドラマ1週間：「おかえりモネ」百音＆菅波が最終回で“2年半ぶり”の再会　東京ドラマアウォードに「俺の家の話」

　1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（10月23～29日）は、清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「おかえりモネ」（総合、月～土曜午前8時ほか）最終回が10月29日に放送され、ヒロイン・百音（清原さん）と若手医師の菅波（坂口健太郎さん）が、2年半ぶりに再会を果たして幕を閉じた話題、「東京ドラマアウォード2021」の作品賞「連続ドラマ部門」のグランプリに、長瀬智也さん主演の「俺の家の話」（TBS系）が選ばれた話題などが注目を集めた。前後編で取り上げる。

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　26日、若月佑美さんが、田中圭さん主演の連続ドラマ「らせんの迷宮 ～DNA科学捜査～」（テレビ東京系、金曜午後8時）第5話（11月12日放送）にゲスト出演者することが分かった。若月さんは、大手製薬会社「カンノウケミカル」の研究員・澤井百合子を演じる。

　26日、ミュージシャンの岡崎体育さんが、2022年1月期にTBSの「日曜劇場」（日曜午後9時）枠で放送される連続ドラマ「DCU」に出演することが分かった。ドラマは、TBSが海外の大手制作会社であるケシェット・インターナショナル、ファセット4メディアと共同制作するオリジナル作。阿部寛さんの主演で、水中で起こった事件や事故の捜査に特化した架空の組織「DCU（潜水特殊捜査隊）」を描く。岡崎さんは日曜劇場への出演は初めてで、「DCU」メンバーの森田七雄（ななお）を演じる。

　27日、フリーアナウンサーの鷲見玲奈さんが、米倉涼子さん主演の人気医療ドラマ「ドクターX ～外科医・大門未知子～」（テレビ朝日系）第7シリーズの第4話（11月4日放送）にゲスト出演することが分かった。凰稀（おうき）かなめさん演じる人気ミュージカル女優・四季唯花（しき・ゆいか）のライバル、早水楓（はやみ・かえで）を演じる。

　27日、優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2021」の授賞式が東京都内で開かれ、作品賞「連続ドラマ部門」のグランプリに、2021年1月期放送の「俺の家の話」（TBS系）が選出された。主演男優賞には2020年前期のNHKの連続テレビ小説（朝ドラ）「エール」の窪田正孝さん、主演女優賞には2021年1月期放送の「天国と地獄～サイコな2人～」（TBS系）の綾瀬はるかさんが輝いた。

　28日、人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也さんが、2022年春にWOWOWで放送・配信される「連続ドラマW　正体」で主演を務めることが分かった。WOWOWドラマでは初主演で、昨年ヒットした映画「事故物件 恐い間取り」の中田秀夫監督と再タッグを組む。本作で脱走を図る死刑囚を演じる亀梨さんは、自身のアイデアで地毛を金髪に染めるなど役作りを行ったといい、中田監督との再タッグに「中田監督とは信頼関係があると感じているので、僕も魂を全開にしていられるというのは、すごく居心地の良い現場だなと思っています」とコメントしている。

　28日、浜辺美波さんが、2022年1月期に放送される連続ドラマ「ドクターホワイト」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）で主演を務めることが明らかになった。浜辺さんは、プライム帯の民放ドラマ単独初主演で、さらに医療ドラマも初挑戦。「金田一少年の事件簿」などで知られる樹林伸さんの同名小説（角川文庫）が原作で、豊富な医療知識がある正体不明の女性・雪村白夜が、医師たちの診断を「それ、誤診です！！」と覆し、患者の命を救っていく医療ミステリー。

　28日、人気グループ「King ＆ Prince」の永瀬廉さんが、NHKの連続ドラマ「土曜ドラマ『わげもん～長崎通訳異聞～』」で主演を務めることが分かった。タイトルの「わげもん」は通訳者のことで、今回がNHKドラマ初主演となる永瀬さんは、オランダとの交易を通訳として支えてきた父の失踪の謎を追う青年・伊嶋壮多を演じる。ドラマは全4回で、2022年1月に放送される。

　29日、ダンス・ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太さんが、窪田正孝さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「ラジエーションハウスII～放射線科の診断レポート～」（月曜午後9時）に出演することが分かった。片寄さんが同枠のドラマに出演するのは初めて。「自分の中ではずっと、“ドラマ＝月9”というイメージです。花形の枠であり、フジテレビさんの歴史の中で欠かせない、由緒あるドラマ枠に出させていただけて大変光栄ですし、親に報告したらとても喜んでくれました」と話している。

　29日、「おかえりモネ」の最終回が放送され、ヒロインの百音を演じた清原さんは、「半年間放送を見てくださった皆様、本当にありがとうございました！」と感謝。「私は、この作品は出演したみんながヒロインだと思っています。だからこそ、それぞれの新たな一歩をぜひ見届けてほしいです」と視聴者にメッセージを送った。また、撮影を振り返り「やっぱり、せりふを覚えるのは本当に大変でした。1日何十ページもせりふがあるときは、『おお～……！』と最初は尻込みしました」と素直に明かしている。