集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の遠藤達哉さんの人気マンガ「SPY×FAMILY」が2022年にテレビアニメ化されることが11月1日、明らかになった。「機動戦士ガンダムUC」などの古橋一浩さんが監督を務め、「約束のネバーランド」などの嶋田和晃さんがキャラクターデザインを担当。音楽ユニット「(K)NoW_NAME(ノウネイム)」が音楽をプロデュースする。「進撃の巨人」などのWIT STUDIO、「約束のネバーランド」などのCloverWorksが制作する。江口拓也さんがスパイのロイド・フォージャーの声優を務める。嶋田さんが描いた2種類のティザービジュアル、ロイドが登場する第1弾PVも公開された。
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古橋監督は「自身3本目となるジャンプ原作のアニメ作品になります。過不足なくソリッドに練り込まれた原作をどのようにアニメに落とし込むか、先生や集英社の皆様とも密に連携させていただき慎重に制作を進めてきました。原作の魅力を最大限引き出せるようスタッフ一同鋭意努めさせていただきますので、皆様どうぞご覧いただければと存じます」とコメント。
江口さんは「とてもうれしいです。ロイドを演じる機会をいただき、感謝いたします。『SPY×FAMILY』をアニメで表現するファミリーの一員として、皆様に楽しんでいただけるよう、精いっぱい演じたいと思います。最後に一言。ひゃっほおおおおう収録楽しみだぜえええええええ!!!!! 取り乱しました。すいません。頑張ります」と話している。
「SPY×FAMILY」は、2019年3月に「少年ジャンプ+」で連載をスタート。すご腕スパイが、任務のためにかりそめの家族を作り、新生活を始める……というストーリー。スパイ、暗殺者の妻、超能力者の娘が互いに正体を隠して生活することになる。
宝島社がその年の人気マンガをランキング形式で発表するガイドブック「このマンガがすごい!2020」オトコ編で第1位を獲得。「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」の第1位、「マンガ大賞2020」の第2位、「第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」の大賞に選ばれるなど人気を集めている。
コミックスの累計発行部数は、2019年11月に100万部、2020年1月に200万部、5月に300万部、7月に400万部、8月に550万部、12月に800万部、2021年6月に1000万部を突破するなど部数を重ねている。「少年ジャンプ+」のオリジナル連載作品のコミックスの累計発行部数が1000万部を突破するのは初めてだった。11月4日発売の最新8巻で1250万部を突破するなど「少年ジャンプ+」の看板作品となっている。
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