松岡禎丞:「SAO」14歳のキリト再演に「悩まなかった日はなかった」 試写会で「やったー!」

劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」大阪舞台あいさつに登壇した松岡禎丞さん
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劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」大阪舞台あいさつに登壇した松岡禎丞さん

 川原礫(れき)さんの人気ライトノベル「ソードアート・オンライン(SAO)」シリーズの「ソードアート・オンライン プログレッシブ」が原作の新作劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」(河野亜矢子監督)の公開記念舞台あいさつが11月6日、大阪市内で行われ、声優の松岡禎丞さんと戸松遥さんが登場した。劇場版は、ヒロインのアスナの視点でテレビアニメ第1作の<アインクラッド>編が描かれる。2012年にテレビアニメ第1作がスタートしてから、約9年間にわたってキリトを演じてた松岡さんは、14歳のキリトを再び演じたことについて「お話をいただいた時から、悩まなかった日はなかった」と明かした、

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 松岡さんは「9年前の(自分の)芝居をまねることはすごく簡単にできるんですよ。それってただのモノマネになってしまう。でも当時の自分は捨てたくない」と悩んだたことを吐露。「いろいろな人との出会いがあって、『当時の松岡君をなしにするんじゃなくて、ちゃんと今の松岡君の技量で14歳のキリトを演じたらうまくいくから』と言われ、今できるもので再出発しました。大変でした」と語った。

 14歳のキリトを再び演じ、「当時、テレビで見ていて、『もうちょっとこうできたんじゃないかな?』って思う部分は、全部塗り替えました。試写会で見させていただき『やったー!』ってなりました。ムズムズしていたものが吹き飛びました!」と自信を見せた。

 「SAO」は、脳と仮想空間を直結する機器によってバーチャルリアリティーが実現した近未来を舞台に、さまざまなオンラインゲームを取り巻く事件を描いている。原作のシリーズ累計発行部数は2600万部以上。新作劇場版は、アスナがゲーム「ソードアート・オンライン」に参加することになった経緯、強くなるまでの道のりが描かれる。

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