ワンピース
第1161話 危険な取引!冥界のロキとルフィ
5月10日(日)放送分
内藤泰弘さんのマンガ「トライガン」の新作アニメ「TRIGUN STAMPEDE(トライガン スタンピード)」の最終章「TRIGUN STARGAZE(トライガン スターゲイズ)」が、テレビ東京系で1月10日午後11時から放送される。1995~2007年に連載されたガンアクションマンガで、「TRIGUN STAMPEDE」は、2023年1~3月に放送された。約3年ぶりの新作となる最終章の放送を前に、主人公、ヴァッシュ・ザ・スタンピード役の松岡禎丞さんに同作への思いを聞いた。
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「トライガン」は、砂漠の星を舞台に、不殺を誓ったガンマンのヴァッシュ・ザ・スタンピードが理想を貫くために戦い、葛藤する姿を描く。1998年にテレビアニメが放送され、2010年に劇場版アニメ「劇場版トライガン Badlands Rumble」が公開され、世界中で愛され続けている名作だ。
松岡さんは、人気作のリブート作品で主人公を演じることになり、プレッシャーも大きかったといい、「受かった時、頭を抱えました」と吐露する。
「1998年のテレビアニメも見ていました。それを超えるとか超えないという話ではなくて、どちらにもいいところがあると見ていただきたいです。どちらも好きになっていただくことが理想です。だから超えたいという思いは一切ありません。そこの難しさがありました」
2023年に放送された「TRIGUN STAMPEDE」の収録時、松岡さんは最終章を制作することを知らなかったという。
「続きをやることは、僕自身は考えていなかったですし、『STAMPEDE』の最終回で、やり切った気持ちでした。芝居と芝居の殴り合いみたいな感じでしたね。『STARGAZE』で久々に演じることになって、感覚が戻らないところもありました。ヴァッシュはこんな感じだったっけ?と最初は自問自答していました」
「TRIGUN STARGAZE」は、「TRIGUN STAMPEDE」で世界を巻き込み、街ひとつをまるごと壊滅状態に追い込んだ“ロスト・ジュライ”から2年半後が舞台となる。ヴァッシュは、辺境の町でエリクスと名を変えて暮らしている。喪失感にさいなまれ、かつての面影はない。
「前回よりも全体的に重めのストーリーにはなっています。それをどう表現していくかが不安で仕方なかったです。ヴァッシュは抜け殻のようになっています。どこまで表現するのかは、現場判断になりました。見ている人に共感はしていただきたいですが、つらくなる作品にはしたくないと思っていました。映像作品は娯楽の一種でもありますし。今回のつかみは、前回と打って変わっているところがあると思います。前回の1話はギャグ要素もあって、爽快感もありましたが、今回は心の中の話が描かれます。話が進む中で、ヴァッシュがどう戻っていくのか? 現場で相談しながら演じていました。バランスのとり方が難しかったです。ものすごく難しかったですが、現場に内藤先生が来てくださって、そこは心強かったです。ブレずに演じる心持ちができました」
収録ではストイックに作品に向き合っている。
「僕は主役の現場は、周りの人とあまり話をしないことが多いです。主役がブレたら、全体がブレるから、大黒柱は芯を持たなければいけない、と先輩に教えていただきました。主演の責任を果たさないといけないので、『TRIGUN』の現場ではあんまりしゃべっていなかったです」
声を先に収録し、そこに絵をつけていく“プレスコ”だった。プレスコならではの難しさがあったという。
「『STAMPEDE』もそうでしたが、コンテ撮の映像自体はあったので、半プレスコみたいな収録でした。絵は目安であって、基本的にそんなに尺などは合わせなくて大丈夫ということだったのですが、僕はプレスコが少し苦手なんです。自由にできるのはいいのですが、職業病のようなもので、目安があると合わせようとしてしまいます。プレスコの経験も多くはないですし、自由度が高いところが難しいです」
「TRIGUN STAMPEDE」「TRIGUN STARGAZE」は、「宝石の国」「BEASTARS」などでも知られるオレンジが制作した。「TRIGUN STAMPEDE」は、3DCGならではのダイナミックなアクション、3DCGであることを忘れてしまうようなセルアニメのような表現が融合した映像美が魅力になった。
「正直な話、ここまでのクオリティーだとは想像していませんでした。3Dはどんどん進化していますが、見ていると3Dだな……と思うこともあります。でも、違和感がないですし、今の技術は本当にすごいところまできているんだなと感じました。こちらの芝居、アドリブも細かくくみ取っていただいており、純粋に感動しました。 自分の想像を超えてくる部分も多々ありました。臨場感もすごい。僕は『STAMPEDE』第7話の暴走する砂蒸気をニコラスと一緒に止めようとするシーンが特に好きです。クレーンを操作して、イオン砲を巻きつけてアンカーで落とす。一連の映像に鳥肌が立ちました」
「TRIGUN STAMPEDE」を経て、「TRIGUN STARGAZE」でも熱い思いをぶつけた。
「『STAMPEDE』の収録の時、映像がどうなるのか未知数なところもあったので、完成品を見たときはびっくりしましたが、もっとやっておけばよかったという感覚はなかったです。やるからには出し切らないといけないという気持ちでした。最終章は、それ以上のクオリティーになるはずですし、そこは意識しました。今回も基本的に殴り合いだらけでした。ほのぼのとはしていないですね。メリルやミリィ絡みだと少しほのぼのしていますが」
「TRIGUN STARGAZE」は、さらに進化した映像、声優陣による“殴り合い”を楽しめるアニメになっているようで、期待が高まる。(阿仁間満/MANTANWEB)
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