青天を衝け:栄一の娘・渋沢歌子役で小野莉奈が登場 3年前は「中学聖日記」“るなち”で話題に

大河ドラマ「青天を衝け」第34回から渋沢歌子役で登場する小野莉奈さん (C)NHK
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大河ドラマ「青天を衝け」第34回から渋沢歌子役で登場する小野莉奈さん (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第34回「栄一と伝説の商人」が11月7日に放送される。同回から、女優の小野莉奈さんが、栄一(吉沢さん)の娘・渋沢歌子役で登場する。小野さんは大河ドラマ初出演。

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 小野さんは2000年5月8日生まれ、東京都出身の21歳。2018年10月期の連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系)で、岡田健史さん扮(ふん)する黒岩晶に思いを寄せる“るなち”こと岩崎るなを演じ、話題となった。

 今回演じる歌子は、誕生直後に栄一が京へ出たため離れて暮らしたが、武士の娘として千代(橋本愛さん)に厳しく育てられる。維新後は家族水入らずの生活が実現、栄一の転身に応じて静岡から東京へ引っ越し、女学校で学ぶ……。

 第34回では、栄一は、伊藤博文(山崎育三郎さん)の依頼で、商人たちが業種を超えて手を組むための組織、東京商法会議所を作る。一方、はじめて養育院を訪れた千代は、身寄りのない子供たちの寂しげな姿に心を打たれ、世話をしたいという思いを強くする。

 そんな中、栄一は岩崎弥太郎(中村芝翫さん)から宴席に誘われる。栄一と弥太郎は、商業で国を豊かにしようと意気投合するが、その手法をめぐって激論、意見は真っ向から対立し、会合は物別れに終わる……。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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