カムカムエヴリバディ:ラジオから真珠湾攻撃の臨時ニュース 不穏な空気「安子ちゃんと稔さんをつなぐ基礎英語講座も…」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第10回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第10回の一場面 (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第10回が11月12日に放送。真珠湾攻撃の臨時ニュースがラジオから流れてきて、不穏な空気が漂い始めた。

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 第10回では、安子(上白石さん)と稔(松村北斗さん)の関係を知りつつも、安子への恋心を諦めることはできない勇(村上虹郎さん)。複雑な思いを抱えたまま、甲子園出場を目指してひたすらに練習に励んでいた。しかし、若い男性には召集令状が届きはじめ、連日ラジオからは各国の戦況を伝える臨時ニュースが。勇にとって最後の夏にも戦争の波が襲いかかる。着実に戦争が日常を変えていく中、安子の心も大きく揺れ動いていて……という展開だった。

 終盤、ラジオで真珠湾攻撃の臨時ニュースが流れると、ナレーションで「その日を最後に『英語講座』はラジオから消えました」と伝えられた。視聴者からは「安子ちゃんと稔さんをつなぐ基礎英語講座も終わってしまう……」「いろいろなものが奪われていくのがとても悲しい」「主題であるラジオの使い方がエグ過ぎる」「戦争が始まってしまう……」「めっちゃ心が揺れ動いた15分だった」「ついに始まってしまったのね」といった声が寄せられた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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