沢口靖子:“世界一誠実”な代議士再び! ドラマSP「お花のセンセイ」で“魔の2回生”に?

ドラマスペシャル「お花のセンセイ」で主演を務める沢口靖子さん(右)と共演の八嶋智人さん=テレビ朝日提供
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ドラマスペシャル「お花のセンセイ」で主演を務める沢口靖子さん(右)と共演の八嶋智人さん=テレビ朝日提供

 女優の沢口靖子さんが“世界一の誠実さ”で奮闘する新人代議士役を演じて話題を呼んだドラマスペシャル「お花のセンセイ」(テレビ朝日系)の第2弾が12月23日に放送されることが明らかになった。再選を果たした沢口さん演じる主人公・鳳丸子(おおとり・まるこ)が、“魔の2回生”にひょう変する驚きの展開で幕を開けるという。

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 「お花のセンセイ」は、沢口さん演じる華道家元で衆議院議員の鳳丸子が、持ち前の正義感で政界に風穴を開ける社会派コメディーミステリー。第1弾では、日本全国に門下生を持つことから、いわゆる“神輿(みこし)候補”として衆院選に担ぎ出された丸子が当選。困った人々を見捨てることができず、生真面目で頑固な性格の丸子は、一人の少女から陳情を受けたことをきっかけに、党の重鎮たちの意に反して大暴走する……というストーリーだった。

 今回の第2弾は、清廉潔白だったはずの丸子が最高得票数を獲得して再選を果たしたとたん、「一切記憶にございません」「秘書にお尋ねください」などと政治家の常套(じょうとう)句を連発して選挙買収疑惑をスルーと、再選後にスキャンダルを起こす“魔の2回生”を思わせるまさかの事態からスタート。

 さらに丸子と政策秘書の幸田光喜(八嶋智人さん)が大ゲンカ。会期中にもかかわらず、幸田が休暇を取ることに。幸田という指南役を失って孤軍奮闘する羽目になった丸子は、巨大国家プロジェクトに関わっていた青年と知り合ったのをきっかけに単身、政界の深い闇に斬り込んでいく。さらに、政治家の不正が引き金となった立てこもり事件も勃発! 現場に突入し人質の身代わりとなった丸子は、犯人に向かって「必ずぶっ壊します」と宣言する……。丸子たちに協力する新聞記者・福武不二雄(梶原善さん)、丸子の叔父・加持勘三(伊東四朗さん)、丸子のお世話係・江ノ島薫(伊藤修子さん)の続投も発表された。

 沢口さんは第2弾の実現に、「第1弾を見てくれた友人知人たちにもとても好評で、“ぜひまた見たい!”というお声もいただいていたので本当にうれしかったです」と丸子同様、“2期目”に意気軒高。「丸子はたおやかな女性ですが、今回も政界にハリケーン級の大嵐を巻き起こしますので、第2弾もどうぞ楽しみにしていてください」と呼びかけている。

 八嶋さんは「なんといっても沢口さんが現場にいると、パッと明るくなって作品に向かうみんなの気持ちがひとつになるんです。改めてすてきな人だなと思いましたし、尊敬の念を抱きました」とコメント。「誰もがそうありたいと願いながらもできないことを体現してくれているドラマ。見終わったときに心にさわやかな風が吹くと思います」とアピールしている。

 ドラマスペシャル「お花のセンセイ」第2弾は12月23日午後8時~9時48分放送。

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