乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です:“なろう系”ラノベがテレビアニメ化 2022年4月スタート 主人公声優に大塚剛央 市ノ瀬加那、ファイルーズあいも

「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」のティザービジュアル(C)三嶋与夢/マイクロマガジン社/モブせか製作委員会
1 / 18
「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」のティザービジュアル(C)三嶋与夢/マイクロマガジン社/モブせか製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気のライトノベル「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」がテレビアニメ化され、2022年4月から放送されることが分かった。乙女ゲームの世界が舞台のファンタジーで、大塚剛央さんが乙女ゲームにモブキャラとして転生する主人公・リオン・フォウ・バルトファルトを演じることも発表された。市ノ瀬加那さんがヒロインのオリヴィア、ファイルーズあいさんがもう一人のヒロイン、アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブの声優を務める。リオン、オリヴィア、アンジェリカが描かれたティザービジュアルも公開された。

あなたにオススメ

 「宇崎ちゃんは遊びたい!」などの三浦和也さん、福元しんいちさんが監督を務め、「幼女戦記」などの猪原健太さんがシリーズ構成、「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」などの鈴木政彦さんがキャラクターデザインを担当する。「探偵はもう、死んでいる。」などのENGIが制作する。

 「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」は、三嶋与夢さん作、孟達さんイラストのライトノベル。乙女ゲームの世界にモブキャラとして転生した主人公・リオンが“女尊男卑”の社会の中で、前世でのゲームの知識を生かしてのし上がっていく姿が描かれている。GCノベル(マイクロマガジン)からライトノベルが第9巻まで発売されている。コミカライズもされている。

 大塚さんは、演じるリオンについて「一言で言うと性格が悪いです(笑い)。口も悪いし、いちいち人を煽るような言動をとります。ですが、基本打算で動きながらも、困っている人にはなんだかんだ手を差し伸べる優しい一面もあります。作中でさまざまな表情を見せるひねくれ者のリオンを、しっかりと表現できればと思います」とコメントを寄せている。

 市ノ瀬さんは、作品の印象について「乙女ゲームの世界のはずなのに戦闘機を使った戦闘シーンがあるし、いい意味でたくさん予想を裏切られました! ギャグ要素はもちろん、オリヴィアとアンジェリカのかわいいダブルヒロインにイケメン王子様たちの存在感……いろいろな要素が詰め込まれた作品だと思いました!」と話している。

 ファイルーズさんは「アンジェリカはゲーム内では悪役令嬢という立場ですが、本当はとても愛情深いすてきな女の子ですので、皆様にも好きになっていただけるとうれしいです」と話し、「今まで見たこともない設定なので、毎回次の展開がどうなるのか予想がつきません! ぜひぜひお楽しみに!」とアピールしている。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:三浦和也、福元しんいち▽シリーズ構成:猪原健太▽キャラクターデザイン:鈴木政彦▽アニメーション制作:ENGI

 ◇キャスト(敬称略)

 リオン・フォウ・バルトファルト:大塚剛央▽オリヴィア:市ノ瀬加那▽アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブ:ファイルーズあい

写真を見る全 18 枚

アニメ 最新記事