カムカムエヴリバディ:上白石萌音の“虚無の表情”「真に迫ってた」 「意地悪せんで…」崩れ落ちる姿は「真骨頂」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第20回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第20回の一場面 (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第20回が11月26日に放送され、安子を演じる上白石さんの演技に多くの視聴者が引き込まれた。

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 第20回では、雉真(きじま)家に稔(松村北斗さん)が戦死したという知らせが届く。安子は呆然(ぼうぜん)自失になりふらふらとよろめく。やがて家から飛び出し、神社に駆け込む。そして、「稔さん……。意地悪せんで……。帰ってきて……。稔さん、稔さん」と泣き崩れる……というシーンで幕を閉じた。

 稔の戦死を知ったときの上白石さんの芝居に対して、SNSでは「瞬き(まばたき)一つない虚無な表情は真に迫ってたと思う」「上白石萌音ちゃんの目の演技がすごい」「稔が戦死したって知るシーンの上白石萌音の表情のすごさよ」「稔さんの訃報を知ってからの計り知れない深い悲しみの表情、表現力圧巻。視聴者に心底響くすごさです」といった声が続々。

 神社で泣き崩れる演技については、「慟哭(どうこく)が突き刺さって胸が痛いよ」「慟哭する上白石萌音さんの演技で僕の涙腺は完全に崩壊した」「最後号泣する所までの演技は上白石萌音さんの真骨頂だと思う」「泣くシーンがほんとにグッときた」「神様の前で泣き叫ぶ姿に胸が詰まった」といったコメントが並んだ。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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