玉木宏：初共演の渡部篤郎と家族ぐるみで交流　「ステーキをごちそうになりました」

　俳優の玉木宏さんが12月14日、東京都内で行われた主演するWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW だから殺せなかった」の完成報告会に共演の渡部篤郎さんらと登場。玉木さんは渡部さんとは今作が初共演といい、「ずっとお会いしたかった方なので、ご一緒させてもらってうれしかった」と喜び、「撮影が終わってから、家族ぐるみでお食事に誘っていただきまして。ステーキをごちそうになりました。幸せな時間でした」とプライベートでも付き合いがあったことを吐露。渡部さんが「ちょっと高いステーキ」と笑うと、玉木さんも「お昼から高いステーキをいただきまして（笑い）」と楽しそうに明かした。

ウナギノボリ

10年前の朝ドラ「花子とアン」　当時の吉高由里子インタビュー

　玉木さん演じる一本木と同じ新聞社の編集担当取締役で、一本木の過去を知る吉村隆一役を演じる渡部さんは、玉木さんと共演した感想を聞かれると、「久しくこういう鋭い目つきの方には会わなかったな、と……。本当に、目が強いなと感じましたね。さすがだなあと思いました。これはお芝居だけでできることではなくて、やっぱり彼自身が持っている情念とかが役に反映されていたんじゃないかと思います」と絶賛。玉木さんは「うれしい限りですね」と喜び、「（渡部さんが）直属の上司（役）として、過去の回想から現代まで、本当にたくさん一緒にお芝居させていただいて……勉強させていただきました」としみじみ語った。

　完成報告会にはジャニーズJr.の人気グループ「Travis Japan」の松田元太さん、権野元監督も出席した。

　ドラマは、「第27回鮎川哲也賞」で優秀賞を受賞した一本木透さんの同名小説（東京創元社）が原作。主人公の太陽新聞社の新聞記者・一本木透（玉木さん）が、連続殺人犯に言葉で立ち向かおうとする姿を描いた作品で、ある日、一本木の元に「俺の殺人を言葉で止めてみろ」と書かれた手紙が届く。そこには、首都圏を震撼（しんかん）させる無差別連続殺人の犯行が詳述されていた。さらに、犯人は一本木を指名し、新聞紙上での公開討論を要求。一本木は報道記者として言葉の力で立ち向かおうとする……という展開。

　全5話で、2022年1月9日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムとWOWOW 4Kで放送、WOWOWオンデマンドで配信される。第1話は無料放送。