やくならマグカップも:多治見の“痛公用車”が東京に “痛トラック”と台場、銀座、秋葉原走る

「やくならマグカップも」の“痛公用車”
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「やくならマグカップも」の“痛公用車”

 岐阜県多治見市が舞台で、伝統工芸品・美濃焼がテーマのフリーコミックが原作のテレビアニメ「やくならマグカップも(やくも)」のキャラクターをあしあらった同市の“痛公用車”が12月16日、東京都内を走った。この日は、アニメのビジュアルと声優陣の写真をデザインした地元の物流サービス業・平中サービスの“痛トラック”と共に台場、銀座、秋葉原を回った。秋葉原では、道行く人が“痛公用車”や“痛トラック”を撮影する姿も見られた。

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 “痛公用車”が東京都内を走るのは今年3月以来で、2度目となった。“痛公用車”で多治見から来た同市役所産業観光課の担当者は「3月はアニメの放送前でしたが、今回は第2期が放送中ということもあり、撮影してくださる方もいらっしゃってうれしいです。聖地巡礼で多治見を訪れていただいたファンの方にも好評をいただいています」と話していた。

 「やくならマグカップも」は、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2022年版)」に選ばれたことも話題になっている。担当者は「より多くの方に多治見に来ていただきたいです」とさらなる盛り上がりを期待していた。

 「やくならマグカップも」は、2010年に多治見市の有志や企業が集まり、プロジェクトが始動。2012年から地元IT企業のプラネットがフリーコミックを発行している。母の故郷・多治見市に引っ越してきた豊川姫乃が、母が伝説の陶芸家であったことを知り、陶芸の世界に引き込まれていく……というストーリー。

 前半15分がアニメ、後半15分が実写パートの2部構成で、実写パートに声優の田中美海さんらが出演し、多治見のさまざまなスポットを訪れ、魅力を紹介。テレビアニメ第1期が4~6月に放送された。第2期「やくならマグカップも 二番窯」がCBCテレビ、MBS、TOKYO MX、BS11、AT-Xで放送中。

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