M-1グランプリ2021:優勝は「錦鯉」 50歳の長谷川雅紀&43歳の渡辺隆が史上最年長のチャンピオン 史上最多6017組の頂点に

「M-1グランプリ2021」で17代目チャンピオンに輝いた「錦鯉」(C)M-1グランプリ事務局
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「M-1グランプリ2021」で17代目チャンピオンに輝いた「錦鯉」(C)M-1グランプリ事務局

 漫才コンテスト「M-1グランプリ2021」(ABC・テレビ朝日系)の決勝戦が12月19日、テレビ朝日(東京都港区)で開催され、お笑いコンビ「錦鯉」が17代目チャンピオンに輝き、賞金1000万円を獲得した。

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 錦鯉は長谷川雅紀さん(1971年7月30日生まれ、北海道出身)と渡辺隆さん(1978年4月15日生まれ、東京都出身)のコンビ。2012年に結成。2015年に初出場し、2020年に決勝に初進出。2年連続2回目で、念願の優勝を果たした。

 優勝を聞いた2人は抱き合い、長谷川さんは大粒の涙を流しながら「諦めないでやってきてよかったと思います。僕はラストイヤーが56歳だったんですけど、その前に今年で決められてよかった」とコメント。渡辺さんは「長谷川さんとコンビ組めてよかったです」と感慨深げに語った。審査員の富澤たけしさんは、長谷川さんに対し「賞金で歯入れてください」と声をかけ、笑いを誘った。

 「M-1グランプリ」は、2001年からスタートし、これまでに「中川家」や「フットボールアワー」「ブラックマヨネーズ」「サンドウィッチマン」「霜降り明星」らがグランプリを受賞するなど、人気コンビを数多く輩出してきたコンテスト。今年は史上最多の6017組がエントリーした。

  決勝には、初出場の「もも」「真空ジェシカ」「モグライダー」「ランジャタイ」「ロングコートダディ」と経験者の「オズワルド」「インディアンス」「錦鯉」「ゆにばーす」の9組に加え、敗者復活戦を勝ち抜いた「ハライチ」が出場した。

 決勝の模様はテレビ朝日系で生放送され、司会は今田耕司さんと上戸彩さんが務めた。オール巨人さん、上沼恵美子さん、立川志らくさん、富澤さん、中川礼二さん、塙宣之さん、松本人志さんが審査員を担当、1人100点、700点満点で採点。665点の「オズワルド」が1位、655点の「錦鯉」と「インディアンス」が同点2位で最終決戦に進んだ。

 最終決戦は、オール巨人さんが「オズワルド」、上沼さんが「インディアンス」に入れたが、他の5人は「錦鯉」に投票した。 

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