ポツンと一軒家:2021年最後の放送は4軒の一軒家 番組初登場の滋賀も

12月26日の「ポツンと一軒家」の一場面=ABC提供
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12月26日の「ポツンと一軒家」の一場面=ABC提供

 日本各地の人里離れた一軒家で暮らす人を追うバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABC・テレビ朝日系)の3時間スペシャルが、12月26日午後7時から放送される。今年最後の放送。4軒の一軒家を一挙紹介する。

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 鹿児島県・薩摩半島の山中にある一軒家に住んでいる89歳の女性だった。66年前にこの地に嫁いできたそうだ。かつては稲作とタバコ栽培を兼業。夫を33年前に亡くしてからは一人暮らしをしているという。女性の健康の秘密は何とアイドル。大好きなアイドルの話になると目を輝かせ、コンサートにも足を運ぶという、とても元気な方だった。

 二軒目も鹿児島県。先程の一軒家まで案内してくれた男性から、別の一軒家の情報を教えてもらった捜索隊。その家には78歳の男性が住んでいた。10年前に妻が入院し、今は一人暮らしだといい「コロナ禍で面会ができない状況ですが、落ち着いたら会いに行きたいですね」と語る。男性の波瀾(はらん)万丈な人生を紹介する。

 岩手県の太平洋に近い山中では「ラベンダーファーム」を経営している80代夫婦と出会う。以前の放送で岩手県の一軒家を捜した際、隊員は「ラベンダーファーム」の看板を見つけていた。夫婦に話を聞くと、28年前に趣味でラベンダーを栽培したのが始まりだという。夫婦の苦労の絶えない人生ストーリーに迫る。

 最後は番組初登場の滋賀県を捜索。琵琶湖近くの一軒家には、80歳の男性が住んでいた。男性は30年ほど前にこの地へ。「100頭ほど譲ってもらったイノシシを飼育するために引っ越してきたんです」と語る。夫婦でこの地を訪れ、自ら土地を切り開き、家を建てた驚きのエピソードなどが明かされる。

 所ジョージさんがMCを、林修さんがパネリストを務める。ゲストは石坂浩二さんと葵わかなさん。

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