奥平大兼：“物言わぬ美少年”役　ベッドに横たわり目をつむる　玉城ティナ監督作品ポスタービジュアル

　俳優の奥平大兼さんと、モデルの琉花さんがダブル主演を務め、女優の玉城ティナさんが監督を務めるWOWOWのショートフィルム「物語」のポスタービジュアルが12月28日、公開された。ベッドに目を閉じて横たわっている奥平さんと、ベッドに腕を載せてこちらを見つめている琉花さんの姿が写し出されている。

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　ショートフィルム「物語」は、人気俳優がショートフィルムの監督に挑戦するWOWOWの企画「アクターズ・ショート・フィルム」第2弾のラインアップの一つ。都会の雑踏を音楽を聞きながら歩いている少女・里奈（琉花さん）が向かった先は、何もない真っ白な部屋。その部屋には、“物言わぬ美少年”・裕也（奥平さん）がベッドに横たわっている。そのベッドのかたわらで、里奈は裕也に向かって自分の気持ちを語り出す……というストーリー。

　奥平さんは、「せりふがないということで、お芝居は仕草や表情で役を表現する必要があると思い、衣装合わせの時に玉城監督に監督の役に対する考え方と、自分が思う役に対する考え方やイメージを話し合ったりしました。監督の思うことを詳細に聞けたので、僕も分かりやすかったですし、自分の意見も素直に監督に伝えることができました。そのおかげで現場に入る前には役に対するイメージが明確になり、すんなり入れました」とコメント。

　「この作品はとても不思議な世界観を感じることができ、どこか救われるような一面もある作品になっていると思います。裕也という役を演じてみて最後のシーンはメッセージ性があり、いろいろな考察ができると思うので、ぜひその辺にも注目してもらえたらうれしいです」と呼びかけている。

　「アクターズ・ショート・フィルム」は、俳優5人が製作費や製作日数など同条件で、ショートフィルムを製作する企画で、今年1月に第1弾が放送。「物語」を含む第2弾は2022年2月6日午後5時からWOWOWプライム、WOWOW4Kで放送。WOWOWオンデマンドでも配信される。