いつか、無重力の宙で:人工衛星「HIKARI」“ヌルッ”と宇宙に放出 金澤くんが語った夢 今夜最終回! 「終わってしまう…」寂しさ募る視聴者

NHKの夜ドラ「いつか、無重力の宙で」第31回の場面カット (C)NHK
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NHKの夜ドラ「いつか、無重力の宙で」第31回の場面カット (C)NHK

 俳優の木竜麻生さん主演のNHKの夜ドラ「いつか、無重力の宙(そら)で」(総合、月~木曜午後10時45分)の第31回が、10月29日に放送され、飛鳥(木竜さん)たちの人工衛星「HIKARI(ひかり)」が“ヌルッ”と宇宙に放出されたほか、金澤彗(奥平大兼さん)から“新しい夢”が明かされ、視聴者の注目を集めた。

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 ドラマでは、高校時代に「一緒に宇宙に行こう」と夢を語り合った天文部の女性4人が、大人になってそれぞれの道を歩む中、ふと忘れていたかつての夢と再会。「超小型人工衛星だったら、今の私たちでも宇宙を目指せるかもしれない……」と、“あの頃”の自分に背中を押されて、2度目の青春が始まる……という内容。

 第31回では、2025年10月、いよいよ人工衛星が宇宙に放出される日がやってくる。飛鳥は、周(片山友希さん)、晴子(伊藤万理華さん)、大学生ら一同と「HIKARI」の旅立ちを見守る。衛星からの地球の画像を見るには数日かかるため、ゆっくりとその時を待つ飛鳥たち。そんな中、彗の新しい夢を聞いた飛鳥は……。

 彗の新しい夢とはJAXAで働くこと。飛鳥の前で「そういえば……俺、博士取ったら、就活しようかなと思って」と切り出すと、今回の経験で「誰かと一緒に宇宙を目指すのも悪くない」と思ったという彗は「JAXA入りたいんすよね」と語る。さらに「宇宙って解明されてないことだらけじゃないですか。だから自分が作ったもので、それを明らかにしたいと思って。だから惑星探査機の開発とか、そういうのに携わりたいんすよね」と続けた。

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 彗の話に心動かされる飛鳥。そんな中、宇宙から撮影した地球の写真が完成する瞬間が訪れる。まだ“映り込みレベル”ではありつつ、飛鳥は「でも……やっぱすごいことだよ。だってこれ、私たちにしか見れなかった地球でしょ。私たちの人工衛星『ひかり』が宇宙に行って、あのカメラで宇宙からの地球を見て、いま私たちがそれを見てるってことでしょ。それって、すごいことだよね」とうれしそうに話すと、周はうなずき、晴子も「私らだけの地球って考えれば、愛せるよね」と同意し……と展開した。

 SNSでは「望月さんの表現、本当~~~~に素敵! そうだよ、頑張ってきたみんなだけが見られた地球!」「ちとピンボケてるけど私たちの地球、いいまとめ方だった」といった声が上がったほか、「金澤くんも前に進んでる。そっか~JAXA入りたいか~」「金澤くん、将来の夢まで話して心をすっかり開いてるね」「金澤くん、こんなに夢語る子だったんか。。(涙)」などのコメントも寄せられた。

 ドラマは残り1回で30日に最終回を迎えることから「うぇ、明日最終回って信じられん」「明日で終わってしまうんか。。」「はぁ~ついに明日で終わっちゃう」「明日で終わりなんて考えられない」といった寂しさを募らせていた。

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