カムカムエヴリバディ:“伴虚無蔵”松重豊が“モモケン”尾上菊之助と大立ち回り 日本映画史上「まれにみる駄作」も「見てみたい」の声

松重豊さん
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松重豊さん

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第53回が1月17日に放送。松重豊さん演じる俳優の伴虚無蔵が、“モモケン”こと桃山剣之介(尾上菊之助さん)の主演映画に登場した。

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 第53回では、関西一のトランぺッターを選ぶコンテストの衣装を選ぶため、錠一郎(オダギリジョーさん)とるい(深津さん)は洋品店を訪れ、そこで2人の思いは通じ合う。準備万端と思っていたところ、ラジオで「勝者はトミー北沢(早乙女太一さん)に違いない」という予想を偶然聞き、錠一郎は自信をなくしてしまう。映画館主の西山(笑福亭笑瓶さん)の勧めで、2人は気分転換に映画を見に行くことになる。

 この映画は、ラジオパーソナリティーの磯村吟(浜村淳さん)が言うには「日本の映画史上まれにみる駄作」。これまで大部屋俳優だった伴虚無蔵が悪役の親玉として抜てきされ、主人公役のモモケンと大立ち回りを披露した。

 SNSでは「松重豊さん再登場」「松重豊の無駄使い(笑い)」「松重豊さん、いつの間にか大出世したのか」「尾上菊之助さんと松重豊さんの、ぜいたくな起用に驚きます」「松重豊のサクセスストーリーも見守ることになるのか」「尾上菊之助さんと松重豊さんの駄作映画、見てみたい」と盛り上がりを見せた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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