前田敦子:初監督作品「理解される体力」ポスタービジュアル解禁 レトロな喫茶店で柳英里紗と三浦貴大がクールに

前田敦子さんが監督を務めるショートフィルム「理解される体力」のポスタービジュアル=WOWOW提供
1 / 5
前田敦子さんが監督を務めるショートフィルム「理解される体力」のポスタービジュアル=WOWOW提供

 女優の前田敦子さんが監督を務めるショートフィルム「理解される体力」のポスタービジュアルと場面写真が公開された。同作は、人気俳優がショートフィルムの監督に挑戦するWOWOWの企画「アクターズ・ショート・フィルム」第2弾作品の一つで、女優の柳英里紗さんと俳優の三浦貴大さんがダブル主演。ポスタービジュアルには、レトロな喫茶店を舞台に、クールな表情でポーズを決めるキエ(柳さん)とユミ(三浦さん)の姿が収められている。

ウナギノボリ

 「理解される体力」は、小さな喫茶店で大声で泣くキエと、それを優しく受け止めるユミ。キエはむさぼるように巨大なパフェを食べ、子供のように泣いている。どうやら旦那に浮気されたらしいキエは、とどまることのない怒りと涙と食欲の激流に押し流されている。店長(野間口徹さん)は、大声で泣いている理由を想像してキエに伝えるのだが……というストーリー。

 監督に初挑戦した前田さんは「私の発想を脚本の根本宗子さん、そしてキャスト・スタッフの皆さんの力を借りて形にしていただき、やりたいことが全部できました」と振り返り、「英里紗と貴大君、野間口さんの良いところを存分に生かせた作品に仕上がりました。3人の意外な一面を描けたのかなと思います。一緒に笑ってくれたら一番幸せですし、『前田敦子ってこういう作品を撮るんだ』という意外性を楽しんでくれたらうれしいです」とコメントしている。

 主演の2人は前田さんと交流が深いといい、今回の役者と監督の関係について柳さんは「妥協しない監督で、細かいところまでしっかり見ている演出に圧倒されました」と明かし、三浦さんも「現場でみんなを引っ張ってくれて、自分のやりたいことを貫いてくれたので、俳優として信頼して仕事をすることができました」と語った。

 「アクターズ・ショート・フィルム」は、俳優5人が費用や日数など同条件でショートフィルムを製作する企画で、2021年1月に第1弾が放送。「理解される体力」を含む第2弾は2月6日午後5時からWOWOWプライム、WOWOW4Kで放送。WOWOWオンデマンドでも配信される。

写真を見る全 5 枚

テレビ 最新記事