良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
女優の吉高由里子さん主演で、2021年10~12月に放送された連続ドラマ「最愛」(TBS系)が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)テレビ部門の2021年12月度月間賞を受賞したことが1月20日、分かった。
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「最愛」は、殺人事件の重要参考人となった実業家の真田梨央(吉高さん)、その初恋相手で事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平さん)、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新さん)を中心にしたラブサスペンス。新井順子さんがプロデューサー、脚本を奥寺佐渡子さんと清水友佳子さん、演出を塚原あゆ子監督と、2013年1月期放送の「夜行観覧車」、2017年4月期放送の「リバース」とそれぞれが話題を呼んだ制作陣が手がけた。
放送批評懇談会は「毎回、緊密な構成と吉高由里子、松下洸平、井浦新のそれぞれに繊細な演技に引き込まれ、息を止めて見てしまうほどだった。奥寺佐渡子、清水友佳子の脚本のうまさに加えて、過去と現在という時間を行き来するドラマを得意とする塚原あゆ子の安定の演出は、情感豊かで、とんでもなく完成度の高いドラマを作り上げた」と選出理由を明かしている。
新井プロデューサーは「これまでの経験を生かして、“ヤミツキ”になるサスペンスを作りたいと練りに練った作品が『最愛』です。これが正解なのかと悩むこともありましたが、ドラマはたくさんの人々の力で作り上げ、広がっていくものだから面白いのだと、今回改めて感じました」とコメント。
「愛のあふれる脚本を書いてくれた奥寺さんと清水さん、『最愛』の世界を奏でてくれた主題歌の宇多田ヒカルさんと音楽の横山克さん、部署関係なく面白いものを作ろうとアイデアをくれたスタッフの皆さん、そして15年の月日を丁寧に力強く演じてくれたキャストの皆さんがいたからこそ、最終回までお送りすることができました! このようなすてきな賞をいただくことができて、『最愛』に関わっていただいた全ての皆様、そして応援していただいた皆様に心から感謝いたします。本当にありがとうございました!」と話している。
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