柄本佑:「ミステリと言う勿れ」で“月9”に15年ぶり出演 プライベートで交流のある菅田将暉との共演も決め手に

連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」第4話にゲスト出演する柄本佑さん(C)田村由美/小学館(C)フジテレビジョン
1 / 3
連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」第4話にゲスト出演する柄本佑さん(C)田村由美/小学館(C)フジテレビジョン

 俳優の柄本佑(たすく)さんが、菅田将暉さん主演でフジテレビ系“月9”枠(月曜午後9時)で放送中の連続ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」の第4話(1月31日放送)にゲスト出演することが分かった。柄本さんが“月9”に出演するのは、2007年1月期の「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」以来15年ぶり。今回は記憶を失った爆弾魔を演じる。

ウナギノボリ

 ドラマは、コミックスの累計発行部数が1300万部を突破している田村由美さんの同名マンガ(小学館)が原作。天然パーマがトレードマークの久能整(くのう・ととのう、菅田さん)が、淡々と事件の謎、人の心を解きほぐしていく“新感覚ミステリー”。第4話で柄本さん演じる爆弾魔は、東京都内で爆破予告事件を起こすが、企てている最中に交通事故に巻き込まれ、記憶を失ってしまう。自身が時限爆弾を仕掛けた張本人にもかかわらず、そのことをすっかり忘れてしまい……というキャラクターだ。

 柄本さんは役どころについて、「原作(マンガ)のビジュアルがすでにあるので、そのビジュアルを見つつ、“びしょ濡(ぬ)れになっている男”なので、びしょ濡れが合えばいいなと思いました。あとは奇跡的に髪の毛を伸ばしている時期だったので、原作に似ているなというところで、割と無責任に『大丈夫だろうな』と思いながら演じました」とコメント。

 「ただ、爆弾を仕掛けつつも止めてほしいという思いもどこかであって……というような“あんばい”も監督とも話し合いながらやりましたね。ただ基本的には記憶喪失になっているので、記憶が戻るまでは、背景なんかは割と度外視して演じていました」と語った。

 プライベートでも交流がある菅田さんとの共演も、出演の決め手になったといい、映画「アルキメデスの大戦」(2019年公開)以来、2度目の共演となる菅田さんについて、「真っすぐですよね。本当に雑味がない真っすぐさで、前作の共演の際もそうだったんですが、彼のひた向きな真っすぐさがとっても魅力的です。一緒にやっていると、とってもすがすがしい気持ちにさせられるというか、ステキな役者さんだなと改めて思いました」と表現。

 「前回の共演では起伏の激しいシーンが多かったのですが、今回は静かな会話劇で、そういった、また新しいシチュエーションで共演できて良かったなと思います」と話している。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事