海に眠るダイヤモンド
最終話前編(9話) あの夜
12月22日(日)放送分
女優の小芝風花さんが、俳優の吉岡秀隆さんと共演するNHK鹿児島発地域ドラマ「この花咲くや」のメインビジュアルがこのほど、公開された。小芝さん、吉岡さんに永作博美さん、犬飼貴丈さんといったメインキャストそれぞれの「内面を切り取るポートレート」となっている。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
ドラマは寄り添うことに素直になれない2世代の男女が、天災と隣り合わせの街で「幸せ」を探す姿を描く。小芝さんは鹿児島の不動産会社に勤める坂元知花、吉岡さんは家を探しに不動産会社へとやってくる津村幸次郎を演じ、永作さんが桜島に暮らす女性・武岡綾子役、犬飼さんが災害対策にあたる市職員・森薗洋平役で登場する。
メインビジュアルのデザインを手掛けた冨永功太郎さんは、「笑顔の裏に抱える悲しみ。後悔と不安。実直さと強い信念。この土地で生きてゆく覚悟。それぞれの想(おも)いを持った人物が関わり合うことで、心境に変化が生まれていく様を写真とグラフィックで表現しました」と説明。「ドラマ撮影の真っただ中、広報用のスチール撮影開始と同時に即座に役に入り込む俳優陣の姿に驚きと感動を覚えました。ロケハン、打ち合わせを何度も重ね、撮影本番当日は限られた時間の中でチーム一丸となってやり切り、納得いくビジュアルに仕上がりました」と手応えを明かす。
ポートレートの撮影を担当した下薗詠子さんは、「鹿児島では、天気予報と同列に桜島降灰予報というものが流れ、火山灰の風向きや風速を伝えてくれます。桜島が噴火をすることは日常に近いので怖くありません。むしろ、モクモクと立派な噴煙が上がるとテンションが上がります。しかし、活火山、いつ何が起こるかわかりません。桜島という大きな存在をどう捉えるのか? 一人一人の真っすぐなまなざしから零(こぼ)れる表情の奥にある深い“何か”に触れたいと思いシャッターを切りました」と振り返った。
ドラマには田中美佐子さん、吹越満さん、高月彩良さん、工藤綾乃さんも出演。NHK・BSプレミアムで3月16日午後10時に放送される。
100台の固定カメラで人々の様子を観察するNHKのドキュメンタリー番組「100カメ」(総合)が12月23日午後10時から放送される。今回は、2月18日に東京ドーム(文京区)で行わ…
大みそかに放送される「第75回NHK紅白歌合戦」(総合ほか)の曲目が12月23日、発表された。25年ぶり4回目の出場となる「GLAY」は「誘惑」、活動再開後初めてのテレビでのパフ…
橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第12週「働くって何なん?」(12月16~20日)の週間平均視聴率(世帯)が13.1%…
俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の最終回2時間SP(56分拡大)が12月22日に放送され、物語は大団円を迎えた。約5カ月間にわた…