小野大輔:「宇宙戦艦ヤマト2205」は「本当に濃密」 引き継がれた思い 進んでこれたことを「誇りに」

「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」の「後章 -STASHA-」の上映記念舞台あいさつの様子
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「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」の「後章 -STASHA-」の上映記念舞台あいさつの様子

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの最新作「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」の「後章 -STASHA-」の上映記念舞台あいさつが2月5日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、古代進役の小野大輔さんが登場した。小野さんは「2205」について「これまで、古代と雪、地球を救う話だった。『2205』は、スターシャとデスラーの物語、もっと大きな宇宙を舞台とした愛を描いた作品。本当に濃密なストーリーです」と語った。

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 「2205」の続編となる「ヤマトよ永遠(とわ)に REBEL(レベル)3199」の制作が発表されている。2012年にスタートした「宇宙戦艦ヤマト2199」から約10年にわたって古代進を演じている小野さんは「ここにたどりつくまで10年という月日を旅してきました。出渕(裕)監督、羽原(信義)監督、安田(賢司)監督に引き継がれた思いがあります。たくさんのヤマトクルーに出会いました。別れもありました。今、ヤマトクルーみんなで進んでこられたことを誇りに思います。『2205』は一つの目的地であり、ここから新しいヤマトが旅立ちます」と思いを明かした。

 舞台あいさつには、アベルト・デスラー役の山寺宏一さん、スターシャ役の井上喜久子さん、桐生美影役の中村繪里子さん、シリーズ構成、脚本の福井晴敏さん、製作総指揮、著作総監修の西崎彰司さんが登壇した。

 「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送。「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。「2205」は、「2202」に続き、福井さんがシリーズ構成、脚本を担当。「前章 -TAKE OFF-」が2021年10月に上映された。「後章 -STASHA-」が2月4日から上映されている。

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