小野大輔×古川慎:「ヤマト3199」舞台あいさつでバチバチ 「どういうことだ!」「間男!」

「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第2章「赤日の出撃」の上映記念舞台あいさつの様子
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「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第2章「赤日の出撃」の上映記念舞台あいさつの様子

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第2章「赤日の出撃」の上映記念舞台あいさつが11月23日、新宿ピカデリーで開催され、主人公・古代進役の小野大輔さん、アルフォン役の古川慎さんら声優陣、総監督を務める福井晴敏さんが登場した。小野さんは収録の様子を「アルフォン(古川さん)と録(と)っていない」と明かすと、古川さんは「雪(森雪役の桑島法子さん)と録っている」と話し、小野さんは「どういうことだ!」と古川さんに詰め寄った。

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 小野さんは「スタジオで法子さんと古川君が並んで座っている。はあ? 撃て!となった。離れているから燃えるけど、あの時期、古川君が嫌いだった。間男!と言っていました」と冗談めかした。劇中では、雪がアルフォンに対して辛辣な言葉を浴びせることから、古川さんは「会話しているところを見て!」と叫んだ。

 「3199」は、1980年に公開された劇場版第3作「ヤマトよ永遠に」を原作に新解釈を加え、再構成する。古川さんは「『ヤマトよ永遠に』をなぞっていくと思っていたら、全然違う! 僕は少ない情報の中で、積み上げるように役を作っています。彼のキーポイントになるのは成長だと思います。いい意味にも悪い意味にもとれる成長です。どのように変わっていくのか? 古代とアルフォンは対になっている。その関係性がどうなっていくのか? 楽しんでいただければ」と話した。

 舞台あいさつは、土門竜介役の畠中祐さん、揚羽武役の上村祐翔さんも登壇し、桐生美影役の中村繪里子さんが進行役を務めた。

 「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送され、「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「2202」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。全2章の「2205」が2021、22年に劇場上映された。

 「3199」は、福井さんが総監督を務め、シリーズ構成、脚本も担当する。福井さんは、リメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」でシリーズ構成、脚本を担当しており、最新作では総監督も務めることになった。全7章で、第3章「群青のアステロイド」が2025年4月11日に上映される。

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