カムカムエヴリバディ:赤螺家、岡山時代の“ラジオ泥棒”エピソード語る 「安子編とつながった」と話題に

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第80回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第80回の一場面 (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第80回が2月23日に放送された。安子編で描かれた岡山での算太(濱田岳さん)のラジオ泥棒のエピソードが、近所の赤螺(あかにし)家の吉右衛門(堀部圭亮さん)と母・清子(松原智恵子さん)によって語られ、視聴者から「安子編とつながった」と話題になった。

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 第80回では、時代劇スター“モモケン”こと桃山剣之介(尾上菊之助さん)は、父の遺作で駄作といわれる「妖術七変化!隠れ里の決闘」を再映画化すると発表した。自身が主演し、敵役はオーディションで選ぶと聞き、ひなた(川栄さん)や五十嵐(本郷奏多さん)は驚く。女優の役はないのかと不機嫌なすみれ(安達祐実さん)に付き合わされたひなたは、モモケンと大部屋俳優の伴虚無蔵(松重豊さん)との因縁について、うわさ話を耳にする……。

 そば屋で、ひなたがすみれの愚痴に付き合っていた時、たまたま隣の席に居合わせた赤螺家。初代モモケンがデビューしたのが、吉右衛門が生まれた年と重なるという話から、清子が吉右衛門を出産した際、ラジオを盗まれたという岡山時代のエピソードを語る。清子は「近所の和菓子屋さんの子ぉのちょっとしたいたずらやった」「(和菓子屋の)大将が紅白まんじゅう持って、お祝いに来てくれはって、主人もそれで機嫌直したんやで」と振り返っていたが、「たちばな」の店名や子供の名前は思い出せずじまいだった。

 SNSでは「おおお、岡山の話が!」「それを安子さんの孫に話するのか」「エモすぎるだろ、和菓子屋の名前思い出せないのがまた…」「だんだんと橘と安子に近づいていってる」「算太のことか。つながってきたね」「ラジオの盗人は、ひなたのおばあちゃんのお兄さんこと謎の振付師だぞw」と大盛り上がりだった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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