まどか26歳、研修医やってます!
ep.9 最終回目前!明かされる過去―命の時間とは
3月11日(火)放送分
俳優の堤真一さんが主演を務める連続ドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系、金曜午後10時)のオリジナルストーリー「ヤコ、ショウがクセになる。」(Paravi)で、初のドラマ主演を務める女優の小椋梨央さん。ドラマ本編では、主人公・新島圭介(堤さん)の娘・麻衣(蒔田彩珠さん)の幼なじみの弥子(以下・ヤコ)を担当。オリジナルストーリーでは、ヤコが恋をして成長していく様子が描かれる。「ヤコちゃんの成長を最後まで見守っていただけたら」と語る小椋さんに、今作にかける思いを聞いた。
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小椋さんは、2001年11月4日生まれ。千葉県出身。中学2年のときに「女優になりたい」と思い始め、演技レッスンを受けてきたといい、「主演という大役をいただいたことの責任感はもちろん感じて」と振り返る。「今まで同じ役で二つの作品をやったことがなかったので、どうアプローチしていけばいいのか、わくわく感がありました」とドラマ出演が決まったときの思いを明かす。
「妻、小学生になる。」は、マンガ誌「週刊漫画 TIMES」(芳文社)で連載中の村田椰融(やゆう)さんの同名マンガが原作。妻・貴恵(石田ゆり子さん)を失い、生きる意味を失った主人公の新島圭介が、小学生の女の子・万理華(毎田暖乃さん)に生まれ変わった貴恵と再会を果たし、生きることに再び向き合っていく姿を描く。
本編の第1話が放送されると、SNSでは「涙腺崩壊」「めちゃくちゃ泣いた」などの反響が上がった。小椋さんの元にも反響が届いたといい、「『1話から泣いちゃった』『感動した』という声をいただきました。私もうるっときちゃうくらい感動した」と話す。
本編の撮影現場では、毎田さん、蒔田さんと話をすることが多いといい、「基本的に暖乃ちゃんがおしゃべりなので、彩珠ちゃんと話を聞いて盛り上がっている」と笑顔を見せる。
そんな小椋さんが主演を務める「ヤコ、ショウがクセになる。」は、恋愛初心者のヤコが恋をして成長していく物語。恋愛に見向きもせず、アルバイトに明け暮れるデリバリー女子・ヤコは、ある日配達先で出会った謎の占師に「恋をしないと未来が暗い」と脅される。生き方を否定されたようで納得のいかないヤコだったが、それからは出会いを拒まず、いろいろな男性との交流を重ねていき……と展開。
堀家一希(ほりけ・かずき)さんが、ヤコが心を許す幼なじみ・宇喜男、阿久津仁愛(あくつ・にちか)さんが、ヤコが配達先で出会うキラキラ男子・高田を演じている。また、板橋駿谷さんが、デリバリー中にアクシデントに見舞われたヤコを助ける菊池、渋谷謙人さんが、ヤコと英会話教室で出会い、共通の趣味から意気投合する山本を演じている。
原作には登場しないオリジナルキャラクターであるヤコは、小椋さん自身に寄せた部分もあるという。「台本ができる前に作家さんとお会いして、私自身のことを聞いてくださったんです。どこか自分に通ずるような、似ている部分が多くて、親近感があります」と明かす。
本編では、ハキハキとして、しっかりしているイメージのヤコだが、「ヤコ、ショウがクセになる。」では、ヤコの内面が丁寧に描かれる。監督からは、「私生活の軸がしっかりしていてほしい」という話があったといい、「洗濯、料理とか基本的な家事ができるように、自分もまねしてみようと思うところもありました」と話す。
麻衣と一緒にいるときの頼もしいヤコの姿は、自身の幼なじみの関係とも似ているという。「最初は(自身に近い役を演じることは)やりやすいのかなと思っていたんですけど、一つのことに真っすぐになると他が見えなくなっちゃうあたりとか、自分の核をつかれる感じもあって、ちょっと恥ずかしさもありました(笑い)」と告白する。
本編について、「心が温まることが最大の魅力」と話した小椋さんは、「『ヤコ、ショウがクセになる。』では、ちょっとコミカルな展開を楽しみながら見てもらいたいな。ヤコちゃんは『誰とくっつくの?』と最後まで予想しながら見てもらえたらうれしいです」と呼びかけた。
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