今夜、わたしはカラダで恋をする。:石田ニコル×寺本莉緒×美山加恋が“一夜の恋” 沼男子役に猪塚健太、“仮面ライダーサウザー”桜木那智も出演

「今夜、わたしはカラダで恋をする。」に出演する(左から)石田ニコルさん、寺本莉緒さん、美山加恋さん=ABC提供
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「今夜、わたしはカラダで恋をする。」に出演する(左から)石田ニコルさん、寺本莉緒さん、美山加恋さん=ABC提供

 女優の石田ニコルさん、寺本莉緒さん、美山加恋さんが、3月27日深夜放送のオムニバスドラマ今夜、わたしはカラダで恋をする。」(ABC・関西ローカル)に主演することが2月28日、分かった。人には言えない恋の悩みや葛藤を胸に秘めた女性たちが、ミステリアスで危うい男性(=沼男子)と過ごす切ない“一夜”を描き、石田さんがエピソード1、寺本さんがエピソード2、美山さんがエピソード3のヒロインを務める。また俳優の猪塚健太さんが、各エピソードのヒロインが一夜を過ごす“沼男子”役で登場する。

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 また、特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系)で天津垓/仮面ライダーサウザーを演じて話題になった桜木那智さん、男性ユニット「BOYS AND MEN」の水野勝さんが出演することも、併せて発表された。

 エピソード1の副題は「繋(つな)がってるのは、カラダだけ」。ITベンチャー企業に勤める井川小夏(石田さん)はオープンな性格で男性経験も豊富。しかし、元恋人・大沼(猪塚さん)のことが忘れられないでいる。ある日の仕事帰り、小夏は同僚たちとの飲み会で、大沼と再会。付き合っていたころの記憶がよみがえる小夏だったが、大沼の後輩・田中翔馬(桜木さん)と一夜を過ごすことになり……。

 エピソード2の副題は「君を抱きたい、と思った夜」。書店でアルバイトをしている大学生の倉田あかり(寺本さん)は、内向的で超インドア派。成人向けのビデオ鑑賞という誰にも話せない趣味も持っている。そんなある日、「出版社の人も来るし、就活に有利になるよ」と説得され、アルバイト先の飲み会に参加。そこであかりは、出版社に勤める大沼と知り合う。終電間際になり、大沼に自宅まで送ってもらったあかりは、大沼を自宅に招き入れる……。

 エピソード3の副題は「エッチなことしたいって言ったら、嫌いになりますか?」。古着屋で働くおしゃれに敏感な野宮莉子(美山さん)には、長く付き合っている彼氏・森山悠貴(水野さん)がいる。優しくて格好いい自慢の彼だが、セックスには不満を感じている。ある日、友人たちと訪れたバーで、偶然大沼と出会う。莉子は、大沼が醸し出す大人の色気に魅せられていき……というストーリー。

 3月27日深夜0時に放送。ABCでの放送後、「TVer」「GYAO!」で見逃し配信される。

 ◇石田ニコルさんのコメント

 最初この作品のお話をいただいたときに、女の子の性生活をテーマにした作品とうかがって、大きな決断がいると思いました。でも、こういったテーマはあまり人には言えないけど、誰しもが興味のあることだと思うので、そういう世界観に踏み込んでみるのも楽しいと思って挑みました。短期間での撮影でしたが、小夏の感情を演じるのはすごく大変で、もがいている小夏に寄り添うのはしんどくて……。

 一つ一つのシーンが勝負だと思いながら演じました。演じきった今では、たくさんの方に見ていただきたいと思っています。私が演じた小夏は三つのストーリーの中では年長です。アラサー世代の女性のココロにトンと響くようなシーンもあると思います。この作品をきっかけにして、お友達と深いお話をするきっかけになったり、性に対してのオープンマインドが広がればいいなって思っています。

 ◇寺本莉緒さんのコメント

 女性目線のちょっぴりエッチな作品って、これまでなかなか放送されることもなかったと思うので撮影は楽しみでした。それぞれのストーリーには共感できる部分もあれば、新しい発見もたくさんありましたね。

 演じていて楽しかったのは、お付き合いをする前の他愛のない会話をずっとしているシーンです。『この後どうなるんだろう?』っていう恋に落ちる前のドキドキする感じが出せたと思います。あかりは最初とラストシーンにすごくギャップがあるんです。沼男子に出会ったことで彼女は変化していくんですが、そんな感情の波を一緒に味わっていただけたらうれしいです。

 ◇美山加恋さんのコメント

 女性に共感していただけるような作品に参加したかったですし、演じる役が同世代ということもあって、等身大の女の子を演じられることが純粋にうれしかったですね。ぬれ場と言われるシーンが多かったので、自分にとっても挑戦になったと感じています。莉子は長くお付き合いしている彼氏との関係がマンネリ化してしまった女の子で、実は、その彼氏にも打ち明けられない自分の中にだけある本性があって。

 彼氏への思いや大沼さんとの出会いを通して、その本性の部分を深い部分で演じることができたんじゃないかなと思っています。演じていて印象に残っているのは、ラストシーンです。莉子が彼氏と幸せになろうとする姿が描かれているんですが、本当に彼と心が近くなれるようにすごく頑張ったシーンなので、ぜひ見ていただきたいですね。

 ◇猪塚健太さんのコメント

 僕が演じた大沼は、女性が“沼っちゃう男性”で、女性が表に出さない本心に寄り添う嗅覚が鋭く、それが自然に純粋にできてしまう半面、純粋にヒドいこともできてしまう男性。撮影の間は、沼男子として生きていましたが、とても魅力的な部分と、共感できない部分のはざまにいる存在だと感じました。

 本作では、そんな“沼男子”との出会いで、女性が変わっていく姿が描かれています。女性が、本心を解放していく瞬間ってすごくすてきで魅力的だと思います。三つのエピソードを通して、女性のさまざまな葛藤や悩みを抱えている姿が描かれているので、自分のことのように共感したり、「これはないよ!」って突っ込んだりしながら楽しんでいただけたらうれしいです。

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