私ときどきレッサーパンダ:10代の成長に“推しメン”の存在は必須 ドミー・シー監督のこだわり

「私ときどきレッサーパンダ」に登場するボーイズグループ「4★TOWN」のラフ(C)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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「私ときどきレッサーパンダ」に登場するボーイズグループ「4★TOWN」のラフ(C)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 アニメ「トイ・ストーリー」シリーズなどのディズニー&ピクサーの最新作「私ときどきレッサーパンダ」の配信がディズニーの公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で3月11日にスタートした。同作は10代の女の子・メイが主人公で、ドミー・シー監督は、「13歳のメイの成長を描く過程で、母親が認めない何らかのことに心を奪われている必要がありました」とコメント。メイがボーイズグループ「4★TOWN」に夢中になる様子が描かれることについて「ボーイズグループというのは、あの年齢の多くの女子にとって最初に足を踏み入れる男子の世界であり、大人、音楽、ファッション、ポップカルチャーへの第一歩」「ボーイズ・グループには女子や仲良しグループを一つにまとめてくれる何かがあります」と“推しメン”の存在の重要性を語っている。

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 同作では、思春期のメイがある出来事をきっかけに感情のコントロールができなくなってしまい、突然レッサーパンダになってしまう。シー監督は「メイにとって“4★TOWN”は、母親、そして彼女がずっと押しのけようとしていた家と、正反対のことを意味します。両親に敬意を払いながら、どのように自分らしく生きるのか。この映画では、レッサーパンダへの変身によって、彼女に本当の自分の思いを気付かせてくれることになるんです」とレッサーパンダへ変身する意味を明かした。

 「私ときどきレッサーパンダ」は、母親の前では真面目で頑張り屋のいい子だが、友達とハメを外して遊んでしまう自分は隠している少女・メイが主人公。メイは、とある出来事をきっかけに感情をコントロールできなくなってしまう。悩みを抱えたまま眠りにつき、翌朝目を覚ますと、レッサーパンダになってしまっていた……という展開。

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