桂文枝：「新婚さんいらっしゃい！」51年3カ月続けた司会“らしい”ラスト「最後ボロボロやった」　山瀬まみ涙も「笑って終われそう」

　落語家の桂文枝さんと、タレントの山瀬まみさんが、3月27日に放送されたバラエティー番組「新婚さんいらっしゃい！」（ABC・テレビ朝日系、日曜午後0時55分）で、番組を卒業した。ラストは、文枝さんの「新婚さん！」という掛け声に、スタジオ中で「いらっしゃ～い！」と大合唱で締めくくられた。

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　その直前、出演カップルに締めくくってもらおうとしたが、ぐだぐだな展開となり、山瀬さんは涙を流しつつも「最後、笑って終われそう」、文枝さんも「（この番組に）ふさわしいわけのわからない終わり方」と言い、「いらっしゃ～い！」の大合唱のあとに、文枝さんは「最後ボロボロやった」とこぼしていた。

　同日の番組は、「新婚さんいらっしゃい！～50年！5000組！新婚さんアカデミー大賞SP～」と題して1時間にわたり放送。過去出演者の中から印象深かった夫婦を各部門で選出する企画「新婚さんアカデミー大賞」が行われた。プレゼンターとして元サッカー日本代表の本並健治さんと丸山桂里奈さん夫婦、お笑いタレントのなだぎ武さんと女優の渡邊安理さん夫婦、「純烈」の小田井涼平さん、お笑いコンビ「ミルクボーイ」が出演した。

　番組も終盤にさしかかると、2人はスタジオの中央であいさつ。山瀬さんは「25年間、お世話になりました。ほぼ人生の半分、楽しかったです。出場してくださった新婚さん、ご縁をいただき、ありがとうございました。皆さんとの出会いは夫婦生活でも自分も毎回初心に戻ったりとか。楽しくなったり、共感したり、本当に毎週こんなに楽しい仕事ってあるんだなと思いました。皆さんとの出会いが皆さんの人生の1ページをちょっとでも私たち彩れたのかなと思うと、すてきな仕事をさせていただいたなと思います」と感極まり、涙を見せていた。

　文枝さんは「いつ終わるか、いつ終わるかと思い頑張ってきたら、いつの間にか51年3カ月になっていた」と感慨深げに語った。また、「ありがたいのはこの番組が、まだ続くということ」といい、「次の司会者の藤井隆さんを、応援してあげていただきたいと思います。皆さんに感謝しかありません。私は私で次の夢を追いかけて頑張っていきたいと思います。51年3カ月、あっという間でしたが、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを述べた。

　次回4月3日の放送回から、新司会を藤井隆さん、新アシスタントを井上咲楽さんが務める。