俳優の西島秀俊さん主演の映画「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)が、世界最高峰の映画の祭典「第94回アカデミー賞」で国際長編映画賞を受賞した。濱口監督は「皆さん獲りました! ありがとうございます!」とコメントし、西島さんらキャスト陣に対し「ここにいる俳優の皆さんにも感謝申し上げます」と伝えた。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹さんの短編小説集「女のいない男たち」(文春文庫)収録の同名小説が原作。西島さんをはじめ、三浦透子さん、霧島れいかさん、岡田将生さんらが出演している。愛する妻(霧島さん)を失って2年が過ぎた主人公の家福悠介(西島さん)が、ある過去を抱える寡黙な専属ドライバーの渡利みさき(三浦さん)と過ごす日々の中で、あることに気づかされていく……というストーリー。
受賞後のスピーチで、濱口監督は手に抱えたオスカー像を見ながら、「あなたがオスカーですね(笑い)。アカデミーの皆様に感謝申し上げます。『ドライブ・マイ・カー』をアメリカへと持ってくることができました」とあいさつ。
「西島秀俊さん、岡田将生さん、霧島れいかさん、ジン・デヨンさん、パク・ユリムさん、ソニア・ユアンさん、アン・フィテさんおめでとうございます。そして、そして! ここに来られなかった全ての俳優の皆さんにも感謝いたします。特に赤いサーブ900を運転してくれた三浦透子さんに感謝します」と語った。
授賞式は米ロサンゼルスのドルビー・シアターで3月27日(現地時間)に開催。授賞式の模様は、「生中継!第94回アカデミー賞授賞式」と題して、28日午前7時半からWOWOWプライムで生放送、WOWOWオンデマンドでライブ配信中。
俳優の清原果耶さんが、台湾の人気俳優シュー・グァンハンさんとダブル主演した日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」(藤井道人監督)が、5月3日に公開される。清原さんが、今作の撮…
ドラマ化もされた「医龍-Team Medical Dragon-」などで知られる乃木坂太郎さんのマンガ「夏目アラタの結婚」が、堤幸彦監督がメガホンを取り、柳楽優弥さんの主演で映画…
塚原あゆ子監督がメガホンをとり、野木亜紀子さんが脚本を担当、ドラマ「アンナチュラル」(2018年)と「MIU404」(2020年)の世界線と交差する“シェアードユニバース”のノン…