少年忍者＆Lil かんさい：撮影でグループの魅力を実感　お互いの“負けないもの”とは？　東西ジャニーズJr.が初主演映画「ぼくらのサバイバルウォーズ」の手応え語る

　ジャニーズJr.の人気グループ「少年忍者」と関西ジャニーズJr.の「Lil（リトル） かんさい」がこのほど、東京都内で行われた主演映画「東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ」（川村泰祐監督、4月1日公開）の合同取材に出席。映画は「東のジャニーズJr.」対「西のジャニーズJr.」の形式を取り、歌やダンスも盛り込んで「仲間との絆」を描く作品。「東団」リーダー・龍一郎を演じる「少年忍者」の安嶋秀生さんは、「今後ジャニーズとして生きていくうえで身になることが多かったです」と充実感をにじませ、「西団」リーダー・虎之介を演じる「Lil かんさい」の嶋崎斗亜（とあ）さんも「『Lil かんさいって、こんなにのびのびお仕事していたんや』と思いました」と撮影の手応えを語った。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　映画は、今年ボーイスカウト日本連盟が創立100周年となることもあり、ボーイスカウトを題材にした完全オリジナルの青春冒険エンターテインメント。東京の外れにある虹色町が舞台で、ある事件がきっかけで仲たがいしたボーイスカウト団「東団」と「西団」は、町に引っ越してきた転校生の入団勧誘を契機に決着をつけることに。深い森の中にある廃工場へどちらが先に到着するか競うが、そこに盗まれた宝石が隠されているとのうわさを聞きつけた町の不良グループも宝石目当てに廃工場へ……というストーリー。東団と不良グループのメンバーを少年忍者、西団をLil かんさいのメンバーが演じる。

　今作で、規律を重んじるまじめな東団のリーダー・龍一郎を演じる安嶋さんは「少年忍者はメンバーの人数が多く、振り付けもそろえることが多いんです。東団もピシッとしている軍団なので、それは似ている部分でしたね。手旗信号のシーンも息が合っていて、『（少年）忍者ならではだな』と思いました」と回顧。さらに「ピシッとしている中でも演技ではちゃんとした性格が出ているので、少年忍者はすごいな、と思いました」と語る。

　そんな東団とは対照的に、明るく自由気ままな西団の虎之介を演じる嶋崎さんは、Lil かんさいのメンバーとの撮影について「良くも悪くものびのびやってくれていた」と振り返り、「みんな、演技できるということが分かって。これからのお仕事にそれぞれつながっていけばいいなと思います。大きなドラマとか（の役を）つかめたら」と手応えを告白。不良グループの和馬を演じる少年忍者の深田竜生さんも「不良グループは、金髪やパーマとか普段しない髪形をして……。少年忍者ってフレッシュなイメージのグループなんですけど、バチバチにヤンキーになっていて。みんなちゃんと役に入れているし似合っていたので、やっぱりカッコいいんだなと思いました」と改めて魅力を実感したという。

　今作で描かれるのは「仲間との絆」。安嶋さんは撮影中に絆を感じたといい「演技がちょっと苦手、という意識があって……。だから監督に言われたことにどう対応すればいいか悩んでいたら、演技を得意とするメンバー（内村颯太さん、深田さん）が顔の表情を読み取ってくれて『分かっていたよ』と接してくれるんです。『もっとこうしたら良くなるよ』と。学校の友達以上に関わっているグループだからこそ、表情を読み取ってアドバイスしてくれる。それは絆が深いからなのかなと思いました」とエピソードを披露。深田さんも「夜に一人だけ出るシーンのときにメンバーが応援しに来てくれて。互いに支え合っているというか、友情を感じました。『仲間っていいな』と」とほほ笑む。

　劇中では、東団と西団の“勝負”が大きな軸として描かれる。そこでそれぞれ、グループとして“負けないこと”を聞かれると、安嶋さんは「少年忍者、アクロバットができる人がめっちゃ増えたんですよ」と明かし、「やっぱり名前に“忍者”ってついているので、アクロバットができるのは強みじゃないかなと思います」と胸を張って持ち味をアピール。一方の嶋崎さんも「関西らしさという意味では、おしゃべり、トークスキルとかは絶対に負けられへん部分。笑いの部分で東京の人たちに負けちゃうと立場がなくなっちゃうので（笑い）。関西ジャニーズJr.らしく、お笑いの面とかユーチューブとか、そういうのでは負けへんのかなと思っています」と自信をみせていた。

　合同取材には少年忍者の檜山光成さん、内村さん、青木滉平さん、瀧陽次朗さん、川崎星輝さん、山井飛翔さん、鈴木悠仁さん、長瀬結星さん、Lil かんさいの西村拓哉さん、大西風雅さん、岡崎彪太郎さん、當間琉巧さんも出席した。

　※嶋崎斗亜さん、川崎星輝さん、岡崎彪太郎さんの崎はたつさき