女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第106回が3月31日に放送。クリスマスに、錠一郎(オダギリジョーさん)が岡山の思い出の場所でのコンサートに出演することが決まり、SNSでは「すてきな前振りですね」「何かが起こるのかな」と期待する声が上がった。
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ツアー帰りに、岡山のジャズ喫茶「Dippermouth Blues」に寄ったるい(深津さん)、錠一郎、トミー(早乙女太一さん)の3人。マスターの健一(世良公則さん)から、「偕行社」で行われるクリスマスフェスティバルへの出演を依頼される。偕行社はかつて、米陸軍将校の社交場があった場所で、錠一郎も「僕がジャズに出会った場所や」と奇遇に驚く。
そこは初代マスターの定一(世良さん、二役)が酔っ払って「サニーサイド」を歌ったステージで、その日もクリスマスだった。そして、幼い頃の錠一郎や、安子(上白石さん)らも定一のパフォーマンスを見ていた。錠一郎は「僕も演奏してみたい。あのステージで」と思いを語った。
その後、京都に戻ってきた3人。トミーが「サッチモちゃん、気ぃ進まへんか? 偕行社のステージ」と聞くと、るいは「そやないんです。うれしいです。こんなこと言うのはぜいたくなんは分かってるんですけど、トランペットを吹かせてあげたかった。その特別な会場にジョーさんのトランペットが響き渡るのを聴いてみたかった」と語る。
奇跡的な巡り合わせに、SNSでは「クリスマスの奇跡があるといいね」「これは最終章に向かうぞわぞわとしてしまうすてきな前振りですね」「クリスマスあの場所で何かが起こるのかな」「みんなに奇跡が起きればいいな」「ジョー、トランペット吹いてほしいなぁ」と期待する声が上がった。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
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