香取慎吾：稲垣吾郎、草なぎ剛と地上波レギュラー「はちゃめちゃに遊びたい」　NHK・Eテレ「ワルイコあつまれ」への思い

　稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが出演するNHK・Eテレの番組「ワルイコあつまれ」が4月からレギュラー化される。昨年9月、事前の宣伝、予告を一切行わないという番組側の“戦略”のもと、突如初回放送を迎え、大きな話題となった同番組。3人そろっての地上波レギュラーとのことで、「今まで以上に、はちゃめちゃに視聴者の皆様と一緒に遊びたいと思います」と気合十分の香取さん、稲垣さん、草なぎさんがレギュラー放送スタートを前に思いを明かした。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　◇香取慎吾「テレビで“遊ばせてくれる”場所がNHKになるとは」

　「ワルイコあつまれ」は、子供も大人も楽しめる教育バラエティー。好奇心を持って多様な価値観に触れようとする人々を“ワルイコ”と呼び、「学び」のきっかけにつながる企画コーナーをオムニバス形式で展開する。

　これまで単発で放送され、香取さん扮（ふん）する人気キャラクター「慎吾ママ」が登場する「慎吾ママの部屋」、稲垣さんを進行役に、子供記者としんごちん（香取さん）が記者席から質疑応答する「子ども記者会見」、取調官の草なぎさんが架空の取調室でツッコミを入れながらその人物の仕事や功績を紹介する「好きの取調室」などのユニークな企画が実現してきた。

　香取さんは、「番組を見てくださった方々の反響の大きさもあって、レギュラー化が決まったので、視聴者の皆様には感謝を伝えたいです」と明かす。

　また「こうやって、テレビで“遊ばせてくれる”場所がNHKになるとは思いませんでした」と驚きの声を上げる香取さんは、「僕はNHKでレギュラー番組、初めてなんじゃないかな、きっと」と明かし、「すごくうれしいですし、今まで以上に、はちゃめちゃに視聴者の皆さんと一緒に遊びたいと思います」と語った。

　◇草なぎ剛「視聴者と一緒に番組を」　稲垣吾郎「バラエティーで大暴れできる」

　初回放送では、当時、大河ドラマ「青天を衝（つ）け」（2021年）で演じていた徳川慶喜の扮装（ふんそう）で、慎吾ママ（香取さん）のコーナー「慎吾ママの部屋」に登場し、話題となった草なぎさんも「皆様の応援のおかげ、後押しがあってレギュラーが決定したので、すごくうれしく思っています」と視聴者への感謝の言葉を口にする。

　「すごく楽しんでくれた方が多くて」と反響の大きさに手応えをのぞかせると、「今まで僕らがやってきたことも踏まえつつ、また新しいことができたらなって思っていますので、視聴者の皆様と一緒に番組を作っていきたいです」と話した。

　語りを務めた「芸能界むかしばなし」、香取さんとの「国宝だって人間だ！」のコーナーを担当してきた稲垣さんは、「久しぶりのコントであったり、バラエティー要素をふんだんに盛り込んだ企画で、何よりも自分たちがやっていて楽しかったです」とこれまでの番組を振り返る。

　「そういった意味では以前にやっていたように、バラエティーで大暴れできる環境ではあるのかな」と番組への印象を語ると、「『これが見たかったんだ！』っていう視聴者の皆様が求めているようなこともやっていきたいですし、今までとは違った、新しいことも取り入れていきたいですし、これからが楽しみです」とレギュラー放送に期待を寄せた。

　番組は4月9日から、毎週土曜午前10時15分〜同45分に放送される。