ちむどんどん:初回視聴率16.7% アメリカ統治下の沖縄から物語はスタート

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」主演の黒島結菜さん
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」主演の黒島結菜さん

 黒島結菜さんが主演する2022年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第1回が4月11日に放送され、平均視聴率(世帯)は16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だったことが分かった。前作の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」(2021年度後期)の初回16.4%(同)は上回ったものの、20%の大台には届かなかった。

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 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ、黒島さん)と、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語となる。4兄妹は暢子と、竜星涼さん演じる兄・賢秀、川口春奈さん演じる姉・良子、上白石萌歌さん演じる妹・歌子となっている。

 第1回では、ヒロインとその家族の物語が、まだアメリカ統治下だった沖縄の、本島北部「やんばる地域」を舞台にスタート。黒島さん扮(ふん)する暢子は冒頭の“顔見せ”のみで、稲垣来泉さん演じる“チビ暢子”による子供時代が描かれた。

 時は1964年9月、「まだ沖縄はアメリカの統治下で、車は右側通行、お金はドルが使われています。東京ではこの頃、カラーテレビ、クーラー、自動車が一般家庭にも普及し始めていましたが、この集落(やんばる地域のとあるひなびた村)には、まだ電気が通ったばかり。小学校は中学校と一緒になっていて、全校生徒は100人あまり」と、語り担当のジョン・カビラさんによって説明された。

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