海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)で主人公・比嘉暢子(のぶこ)を演じる女優の黒島結菜さん。沖縄の4兄妹の次女で、やがて料理人を目指すヒロインとして、半年間の物語を紡いでいく。暢子は「潔く真っすぐで喜怒哀楽のはっきりした性格」というが、暢子を演じる上での“こだわり”とは? 黒島さんに、朝ドラヒロインへの思いと共に聞いた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子と、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語となる。4兄妹は暢子と、竜星涼さん演じる兄・賢秀、川口春奈さん演じる姉・良子、上白石萌歌さん演じる妹・歌子となっている。
暢子は、沖縄本島北部、「やんばる地域」のひなびた村の農家に生まれ育つ、4兄妹の次女。幼い頃からのんきでマイペースだが、潔く真っすぐで喜怒哀楽のはっきりした性格。運動も大の得意で、食べること、おいしいものをこよなく愛し、ある事情から一家の「料理担当」に。一度だけ食べた西洋料理のきらびやかな魅力にとりつかれ、やがて料理人を目指して東京へと旅立つ。
「マッサン」(2015年)、「スカーレット」(2020年)に続く3度目の朝ドラでヒロインに抜てきされた黒島さんは、大役に顔をほころばせる。
「初めは、私にヒロインが務まるのかなとプレッシャーがありましたが、故郷である沖縄が舞台なのでうれしかったですし、発表後沖縄の方々から『頑張ってね!』と声をいただき撮影が楽しみになりました」
昨年10月のクランクインから約半年がたったが、「大変なことも今のところそんなにありません」とけろりとしている。「ずっと出ずっぱりですし、撮影が遅くなってくると、やはり疲れることはありますが、ほかのみんなも頑張っていますし、遅い時間になってくるとみんなで『頑張ろう』ってテンションも上がってくるんです。面白いですよね(笑い)。そんな雰囲気の中なので撮影はいつも楽しいです」と明かした。
暢子については「運動が得意で、おいしいものが大好きで、ご飯を作るのも上手。周りから愛される魅力を持つ元気な女の子です」と紹介する。
演じる上では「うれしかったり、楽しかったりすると、飛んだり、跳ねたり、全身で感情表現をすることを意識しています」といい、“25歳でも落ち着かないようなパワフルさ”にこだわっているという。
「今ちょうど20代の暢子を演じているのですが、“25歳になったらもうちょっと落ち着いているだろう”みたいなところも、暢子だったらまだまだ全身で感情表現をするだろうと思って演じています」
そんな暢子の性格と、自身は正反対だという。「私自身“うれしい”とか、自分の感情を出すことが苦手なので、全然違いますね」と笑う。「でも、暢子を演じることはすごく楽しいです! 最近では、暢子の元気な性格に引っ張られて、プライベートでも人見知りがなくなったり……すごい良い影響を役からもらっている気がします」と語っていた。
歌手で俳優の真由子さんが、12月26日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演する。父は俳優の津川雅彦さん、母は俳優の朝丘雪路さん。共に今年…
ダンス&ボーカルグループ「EXILE」のTAKAHIROさんと、「三代目J SOUL BROTHERS」のØMIさんの初冠バラエティー番組「TAKAHIRO & ØMIのおたがい…
戦力外通告を言い渡されたプロ野球選手とその家族が“明日”を掴み取る闘いに密着するドキュメンタリー特番「プロ野球戦力外通告」がTBSで12月25日午後11時10分から放送される。今…
橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、第13週「幸せって何なん?」を放送。12月26日の第64回は……。