俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第18回「壇ノ浦で舞った男」が5月8日に放送され、平均視聴率(世帯)は12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。前週第17回2.5%(同)から0.2ポイントアップした。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。
第18回では、苛烈さを増す源平合戦。必死の抵抗をみせる平宗盛(小泉孝太郎さん)率いる平家軍に対し、源頼朝(大泉洋さん)は義経(菅田将暉さん)に四国、範頼(迫田孝也さん)に九州を攻めさせ、逃げ道をふさぎにかかる。しかし、範頼軍は周防で足止めをくらい、義時、三浦義村(山本耕史さん)らが状況の打開に奔走する。
一方の義経軍も、後白河法皇(西田敏行さん)の命により摂津から動けずにいた。そんな中、梶原景時(中村獅童さん)の献策を一蹴した義経が……というストーリーが展開した。
同回では「壇ノ浦の戦い」が描かれ、義経は漕(こ)ぎ手を射るという“禁じ手”を使ってまで、平家を滅亡へと追い込むが、目の前で、三種の神器と安徳天皇(相澤智咲ちゃん)は海へと沈み、むなしい勝利となった。
義経は「義仲も死に、平家も滅んだ。この先、私は誰と戦えばいいのか。私は戦場でしか役に立たぬ」と心情を吐露。その存在を危険視され、兄・頼朝のいる鎌倉への凱旋はかなうことなく、再び京へと戻る姿が視聴者の感傷を誘った。
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、第4週「屈み女に反り男?」を放送。4月26日の第20回では……。
テレビ朝日の“シン・時代劇ドラマ”「君とゆきて咲く~新選組青春録~」(水曜深夜0時15分、一部地域を除く)の公式X(旧ツイッター)で、俳優の戸次重幸さんのオフショットが公開された…
中国の人気俳優シュー・カイさんとジン・ティエンさん主演の大型ロマンス・アクション時代劇「楽游原(らくゆうげん)」が6月からWOWOWで日本独占初放送・配信されることが明らかになっ…