檀れい:主演映画「太陽とボレロ」ロケ地の松本凱旋で「皆さんあってこそ」 水谷豊監督も感慨 

映画「太陽とボレロ」のキックオフイベントに出席した檀れいさん(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会
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映画「太陽とボレロ」のキックオフイベントに出席した檀れいさん(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会

 女優の檀れいさんが、5月10日に長野県松本市で行われた主演映画「太陽とボレロ」(水谷豊監督、6月3日)のキックオフイベントに出席した。本作は2021年に松本で撮影され、檀さんは水谷さんと約1年ぶりに凱旋(がいせん)。「コロナで撮影が1年延期になったのですが、松本の方は協力的で温かくこの映画を見守ってくださいました。この『太陽とボレロ』が無事に撮影できたのも松本の皆さんあってこそだと思います」と感謝を語った。

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 「太陽とボレロ」は、映画「TAP-THE LAST SHOW-」(2017年)、「轢(ひ)き逃げ-最高の最悪な日-」(2019年)に続く水谷さんの監督作第3弾。オーケストラを舞台に、音楽を愛する人々の人間模様を描く。ある地方都市のアマチュア交響楽団を主宰する花村理子(檀さん)は、経営の苦しい楽団のため奔走するが、楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られ……というストーリー。

 イベントでは、松本市の松商学園高校の吹奏楽部が、劇中にも流れるモーリス・ラベルの楽曲「ボレロ」を演奏。檀さんは「素晴らしい演奏をありがとうございました。思わず、撮影当時、キャストの皆さんが『ボレロ』を演奏していたのを思い出してしまいました」と明かし、「皆さんの『ボレロ』も若々しくてフレッシュですてきでした」と話した。

 監督を務めた水谷さんは「感無量ですね。まさかこのような素晴らしい歓迎が待っているとは思わなかったので、本当に感激しております」とコメント。「1年前に撮影に来て、そして1年たった今作品が出来上がって、プロモーションで松本に来ています。今日ここに立って改めて思ったのは、本当に松本にふさわしい映画ができたなということです。ありがとうございました」とあいさつした。

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