檀れい:水谷豊監督「太陽とボレロ」で映画初主演 「飛び上がるほどうれしかった」

「太陽とボレロ」で映画に初主演する檀れいさん (C)2022「太陽とボレロ」製作委員会
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「太陽とボレロ」で映画に初主演する檀れいさん (C)2022「太陽とボレロ」製作委員会

 女優の檀れいさんが、6月に公開される「太陽とボレロ」で映画に初主演することが1月26日、明らかになった。“クラシックのオーケストラ”を題材に、音楽を愛する普通の人々の人間模様を描くエンターテインメント作品で、俳優の水谷豊さんが監督を務める。楽団の主宰者として解散の危機に奔走する女性を演じる檀さんは「水谷豊さんの監督作品ということで、お話をいただいたときは、本当に飛び上がるほどうれしかったです」と語った。

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 本作の舞台は、ある地方都市のアマチュア交響楽団。主宰者の主人公・花村理子(檀さん)は18年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきた。しかし、楽団の経営は苦しく、理子は必死に奔走したが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートが始まる……というストーリー。

 檀さんは「撮影に入る前に監督が『やりすぎずやらなさすぎず』とおっしゃっていて、私自身はやりすぎちゃうタイプではないですけれど、いままで受けてきたオファーの中では結構、涙のシーンが多かったりだとか追い詰められたりだとか感情の起伏を出してほしいと求められることが多かったので、今回は『やりすぎず』ということに気を付けて理子を演じました」と明かし、「役者の生理も全部分かっていらっしゃる水谷さんが撮る監督作品ということで、そこが私にとって一番緊張したかもしれません。なので、私にとっては水谷さんの『OK』がすべてでした」とコメントしている。

 水谷監督は、檀さんの起用について「途中のあるシーンで、ふと彼女の顔が浮かんだのです。ほかのシーンではまだ自分の中の架空の人物のイメージしかなかったのですが、なぜかそのシーンだけ鮮やかに檀れいさんが浮かんできました」と告白。「この作品を通して檀れいさんの華やかさに加えて、彼女のユーモアにあふれたチャーミングな一面も味わっていただけるとうれしく思います」と呼び掛けた。

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