名探偵コナン ハロウィンの花嫁:“警察学校組”声優集結! 古谷徹「これはいけるぞ!」 神奈延年、三木眞一郎、緑川光、東地宏樹が思い語る

「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」に出演する(左から)東地宏樹さん、緑川光さん、古谷徹さん、神奈延年さん、三木眞一郎さん(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」に出演する(左から)東地宏樹さん、緑川光さん、古谷徹さん、神奈延年さん、三木眞一郎さん(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版第25作「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」(満仲勧監督)に登場する降谷零(安室透)ら警視庁警察学校鬼塚教場の同期(警察学校組)の声優を務めた古谷徹さん、神奈延年さん、三木眞一郎さん、緑川光さん、東地宏樹さんの集合写真が公開された。

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 同作は、降谷と、既に過去の事件で殉職をしている警察学校組の松田陣平、萩原研二、諸伏景光、伊達航が躍動する姿が描かれる。声優陣が同作への思いを語っており、降谷役の古谷さんは「既に殉職してしまっている4人がどのように物語に絡んでくるのか見当がつきませんでした。実際に警察学校時代の彼らが出てくるのか? 幽霊として出てくるのか? それともほかの何らかの形で出てくるのかとか、興味津々でしたし、とにかく楽しみでした。台本をもらってからようやく『こう来たか!』とふに落ちましたね。今作も劇場版の醍醐味(だいごみ)が満載ですし、『これはいけるぞ!』という手応えを感じました」と話している。

 松田役の神奈さんは「最初は劇場版にどんなふうに彼らが絡んでいくのか不思議でした。もちろん、フィーチャーしていただけるのはとてもありがたいのですが、僕の場合、松田は18年前のテレビシリーズ304話で終わっていたので、どうなるんだろうという気持ちがあったんです。でも、過去の話とはいえ、もう一度松田を演じることができるということは、なんだか2度目の人生をいただいたようでうれしかったですね」と喜びを語っている。

 萩原役の三木さんは、台本を読んだ時の印象を「劇場版に出演できると聞いた時は『また萩原に会えるんだ』と思って、とてもうれしかったです。でも、4人は既に殉職してしまっているし、どのように登場するのかがすごく気になりました。うれしさや期待と共に、『本当に出てくるのか?』という不安があったことを覚えています」と話している。

 伊達役の東地さんは「以前『11人目のストライカー』にほかの役で出演させていただいた時にも感じましたが、『名探偵コナン』の劇場版は子供が見ても大人が見てもわかるように丁寧に作られている印象です。今作も綿密なストーリーの中にうまく警察学校組を想起させる内容が詰まっているのでさすがといいますか、やはり面白い作品だと思いました」とコメント。

 諸伏役の緑川さんは「人って、日々記憶が薄れてしまう生き物だと思うんです。ですので、もしかしたら亡くなってしまった彼らに関する記憶も薄れてしまっているのかもしれない。しかも降谷がどこかで彼らのことを語るという機会もないじゃないですか。でも、今作ではいろいろなことを思い出しながら殉職してしまったメンバーのことを語ってくれるシーンがあるんですけど、ちゃんと彼らのことを想(おも)っていてくれているんだと感じることができました。そのことが本当にエモいなって。降谷の中では彼らはちゃんと生きているんだ、忘れないでいてくれたんだと実感することができて、特にうれしく感じました」と語っている。

 インタビューの全文は、公式サイトで公開されている。

 「ハロウィンの花嫁」は、渋谷を舞台に、未曽有の大事件が発生する。メインキャラクターとして降谷零と警視庁警察学校鬼塚教場での同期であり、既に過去の事件で殉職をしている警察学校組の松田陣平、萩原研二、諸伏景光、伊達航が躍動。高木渉刑事と佐藤美和子刑事の恋模様も描かれる。ゲスト声優として白石麻衣さんが出演する。

 「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いた青山剛昌さんのマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。コミックスの全世界累計発行部数は2億5000万部以上。

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