ちむどんどん:オーナー・房子の過去が明らかに! 戦後の闇市で“伝説” 暢子はケンカ売る相手を間違った?

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第35回の一場面(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第35回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第35回が5月27日に放送された。ヒロイン・暢子(黒島さん)の勤務先の銀座のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」のオーナー・大城房子(原田美枝子さん)の過去が少しだけ語られるシーンがあり、視聴者から「オーナーの過去は深いね」「過去のエピソードも見てみたい」「(暢子)ケンカ売る相手間違ってる!」などのコメントが上がった。

あなたにオススメ

 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子たち4兄妹の笑いと涙の物語。

 房子は、戦前からのたたき上げの料理人で、料理、食文化などについての豊富な知識を持っている……という人物。高い人間力も併せ持ち、「アッラ・フォンターナ」に独裁的に君臨している。

 暢子の料理を認めて「アッラ・フォンターナ」に採用。亡き比嘉賢三(大森南朋さん)の娘だと知った上で厳しく接する。不満の暢子は、房子に「ペペロンチーノ」で料理勝負を持ちかける……というのがこれまでの展開。

 第35回では、暢子と房子の料理対決が描かれた。先攻の暢子は、母の「ソーミンチャンプルー」をヒントに、島ニンニクを使ったペペロンチーノを繰り出し、料理長・二ツ橋(高嶋政伸さん)をはじめ、先輩シェフたちから好評を得る。

 そして、房子の調理の番に。その間、暢子や二ツ橋、先輩シェフらがオーナーの過去について話をして、房子のペペロンチーノを待った。「オーナーも昔は厨房(ちゅうぼう)で働いていたんですか?」と暢子が尋ねると、矢作(井之脇海さん)は「俺はここで5年働いているけど、見たことがない。昔は、包丁一本でいくつも店を始めて。戦後の闇市では伝説の人だったらしいけどな」と話す。

 暢子が「闇市でイタリアンのお店を?」とさらに聞くと、横から二ツ橋が「いやいや。一膳飯屋から、和食や中華、洋食と、さまざまな料理をされて。後年、本場イタリアで修業をされたそうです」と語り、暢子は「まさかやー」と驚いた。その料理の実力は本物で、房子のペペロンチーノに、暢子たち一同は感嘆するのだった。

 SNSでは「オーナーの過去について取り上げる話が今後出てきそうでなあ。特に戦後の話」「戦後の闇市で包丁一本で頑張ってきたってもうオーナー伝説やん。なんで金の亡者なんて言われなあかんの」「賢三さん、昔闇市で働いてたって話、もしかしたらその頃大城オーナーと料理対決したことがあるのかもしれん」「賢三さんとの接点はそこかなあ」といったコメントが書き込まれていた。

テレビ 最新記事