ONI:神々山のオナリ:ピクサー出身の堤大介監督のオリジナルアニメ 岡田麿里が脚本 英語版キャストに沢城みゆき

「ONI:神々山のオナリ」の一場面
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「ONI:神々山のオナリ」の一場面

 ディズニー/ピクサーでアートディレクターを務めた経歴を持ち、2015年に短編アニメ「ダム・キーパー」でアカデミー賞にノミネートされた堤大介さんが監督を務めるオリジナルアニメ「ONI:神々山のオナリ」が制作され、Netflixで配信されることが6月2日、分かった。日本の民話をモチーフにしたCGアニメで、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などで知られる岡田麿里さんが脚本を手がける。アニメの英語版に声優として沢城みゆきさんが出演することも発表された。

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 「ONI:神々山のオナリ」は、日本神話に登場する変わり者の神様や妖怪たちが暮らす世界が舞台。主人公のおてんば娘・おなりが偉大な英雄に憧れてけいこに励む日々を送る中、古来から山の神々が恐れてきた「ONI」の脅威が迫り来る……というストーリー。全4話。謎に包まれた「ONI」との遭遇が描かれた映像、場面写真も公開された。

 堤監督は「この二つの世界のはざまに生きる少女の物語は、僕自身の人生のストーリーにひも付くお話としてスタートしました。でも制作が進み、関わってくれた多くのメンバーが、このストーリーにそれぞれのパーソナル・ストーリーとして共感し、情熱を注いでくれました」と説明している。

 英語版のキャストについて堤監督は「英語版の声優として参加してくれた役者さんたちは、僕がダメで元々でリクエストしたドリームキャスト。まさかその一人一人が受けてくださるとは夢にも思っていませんでした。彼らもまた、同じようにこの作品に対して情熱を持って向きあってくれ、このユニークなキャラクターたちに命を吹き込んでくれました」と話している。

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