渡辺美里:33年前の中断ライブ「完結」 歴代バンドメンバーも集結「人生の本番はこれからだと教えてもらった」

6月26日にWOWOWで放送・配信される「渡辺美里スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ“雨のバカ~”2022」の出演者 撮影/片桐寿憲
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6月26日にWOWOWで放送・配信される「渡辺美里スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ“雨のバカ~”2022」の出演者 撮影/片桐寿憲

 歌手の渡辺美里さんが今年5月5日、LINE CUBE SHIBUYA(東京都渋谷区)でライブを実施。公演の模様が6月26日午後4時から「渡辺美里スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ“雨のバカ~”2022」と題し、WOWOWライブ・WOWOWオンデマンドで放送・配信される。

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 渡辺さんは、1989年7月26日に西武球場で「スタジアムライブV4~SUPER Flower bed BALL’89」を開催。しかし、13曲目の「パイナップルロマンス」をパフォーマンス中に、豪雨と落雷に見舞われ、公演が中断となった。

 今回のライブは、33年前の公演を“完結”させることを目指し、ステージ前半では「Lovin’ you」「恋したっていいじゃない」など、当時披露できずに終わった10曲を歌唱。後半は「サンキュ」「オーディナリー・ライフ」など、近年に至るまでの楽曲を歌った。

 また、ライブには歴代のバンドリーダー6人が集結。ギターの佐橋佳幸さん、ベースの有賀啓雄さん、ドラムの松永俊弥さん、キーボードの斎藤有太さん、奥野真哉さん、サックスの山本拓夫さんがそろった。

 渡辺さんは「思えば1989年はデビューしてたった4年目でした。あれだけ大きな会場でたくさんの人に集まってもらったのに、コンサートを中断、中止しなければいけないって24歳の私は、無我夢中で思い描いてたこととは違うことを叫んでいました」と当時の心境を告白。

 「でも、三十数年たって、こんなステキなお客さんが集まってくれて、こんなステキな仲間が大集合してくれるんだよと、あのころの私はまったく予想ができなかった。改めて人生の本番はこれからなんだって、音で教えてくれた仲間に感謝したいと思います」と語った。

 ライブの模様は放送終了後、WOWOWオンデマンドで2週間のアーカイブ配信も実施される。

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