るろうに剣心：「最終章 The Final／The Beginning」　10月に金曜ロードショーで地上波初放送へ　9月に「京都大火編」「伝説の最期編」も

　俳優の佐藤健さんが主演を務める映画「るろうに剣心」シリーズで、2021年に公開された「るろうに剣心 最終章 The Final／The Beginning」（大友啓史監督）が地上波初放送されることが8月12日、明らかになった。「金曜ロードショー」（日本テレビ系、金曜午後9時）枠で、10月14日に「The Final」、21日に「The Beginning」が放送される。

　9月には、2014年に公開された「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」が放送されることも発表された。9月2日に「京都大火編」、9日に「伝説の最期編」が放送される。

　「るろうに剣心」シリーズは、和月伸宏さんの人気同名マンガが原作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心（佐藤さん）が明治維新後、不殺（ころさず）を誓った流浪人（るろうに）として、新たな時代の生き方を模索していく。1994～99年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載され、テレビアニメ化された。実写映画は、2012年に「るろうに剣心」が初めて公開され、「京都大火編」「伝説の最期編」「最終章 The Final／The Beginning」の計5作が公開された。

　佐藤さんは「るろうに剣心4作が金曜ロードショーで放送されること、とてもうれしく思います」とコメント。「どうしたってこの作品は自分にとって特別で、仲間たちと共に歩んできた10年間は自分の俳優人生の中でも最も大きな財産です。大友監督をはじめ、キャスト、スタッフの皆様、そして剣心との出会いがなければ間違いなく今の自分はありません。ぜひこの機会に4作続けてお楽しみいただけたら幸いです」と話している。