桜田ひより：極限状態での恋に理解　「感情のおもむくままに」　主演ドラマ「生き残った6人によると」完成披露イベント

　女優の桜田ひよりさんがこのほど、東京都内で行われた、「ドラマイズム」枠で放送中の連続ドラマ「生き残った6人によると」（MBS・TBS、火曜深夜）の完成披露トークイベントに登場した。ゾンビに囲まれたショッピングモールでの恋模様を描く今作にちなみ、「ゾンビに囲まれた極限状態で恋愛をするのはありか、なしか」と聞かれた桜田さんは「あり」と回答し、「結局は、自由ですから」と理由を説明。「感情のおもむくままに恋愛をすればいいと思います」とほほ笑み、理解を示していた。

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　作中でソフトボール部に所属する高校2年生の水上梨々役を演じる桜田さんは、トークイベントに役衣装の青のジャージー姿で登場。もし「ゾンビに囲まれたショッピングモールで貸し切り状態で過ごすとしたら？」と聞かれると、桜田さんは熟考ののち「（モール内の）スーパーに行って、とりあえず自分の好きな物をとにかくすべて食べ尽くしたいな……という思いですね。独り占めしたいです」と願望を明かしていた。

　イベントにはダンス＆ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の佐野玲於さん、中村ゆりかさん、倉悠貴さん、高石あかりさん、八木アリサさん、田中光輔さん、アイドルグループ「＝LOVE（イコールラブ）」の佐々木舞香さん、二宮健監督も出席。同じく、もしショッピングモールで過ごすならと聞かれた倉さんが「壊したいな、なんか。ガラス割ったりしてみたいですね」と話すと、佐野さんも「破壊したいとかはちょっと分かるかも」と同意。「車とかぼっこぼこにしてみたい。映画であるような、スカッとするようなことはしてみたいですね」と願望をのぞかせていた。

　イベントの最後に、桜田さんは「『このシーンどうなるのかな』と想像しながら楽しく撮影していました。このキャストのみんなと撮影できて、すごく楽しかったです。監督やスタッフさん含め、とても愛のある方々に囲まれてできた作品だと思っているので、その愛をみなさんと共有できたらいいなと思います」とあいさつ。さらに「基本的にラブコメが軸になっているので、ゾンビが苦手な人も楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と主演作をアピールしていた。

　ドラマは「ハルタ」（KADOKAWA）で連載中の山本和音さんの同名マンガが原作。舞台は、成田空港に到着した一機の航空機を皮切りにパンデミックが広がった日本。成田空港で謎のパンデミックが発生し、高校2年生の水上梨々（桜田さん）は、正太郎（田中さん）に助けられて目が覚めるとショッピングモールの中にいた。そこには他にもれんれん（佐野さん）ら数人が逃げ込んでおり、ゾンビの大群が迫る中で「どうせ死ぬなら、恋がしたい！」と男女のドキドキなサバイバル生活が始まる……という内容。MBSで毎週火曜の深夜0時59分、TBSで同深夜1時28分から放送中。