シュート!:新作テレビアニメはツッコミどころ満載? 小林千晃「後半も熱い、面白い展開」

イベント「『シュート!Goal to the Future』in small worlds TOKYO リアルライブイベント!!」に登場した(左から)真白健太朗さん、土屋神葉さん、小野友樹さん、小林千晃さん、宮川愛李さん、「all at once」のNARITOさん、ITSUKIさん(C)2022 大島司/シュート!Goal to the Future製作委員会
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イベント「『シュート!Goal to the Future』in small worlds TOKYO リアルライブイベント!!」に登場した(左から)真白健太朗さん、土屋神葉さん、小野友樹さん、小林千晃さん、宮川愛李さん、「all at once」のNARITOさん、ITSUKIさん(C)2022 大島司/シュート!Goal to the Future製作委員会

 大島司さんの人気サッカーマンガ「シュート!」が原作の新作テレビアニメ「シュート!Goal to the Future」のイベント「『シュート!Goal to the Future』in small worlds TOKYO リアルライブイベント!!」が8月21日、small worlds TOKYO(東京都江東区)で行われ、主人公の辻秀人役の小林千晃さん、風馬成役の小野友樹さん、小久保公平役の土屋神葉さん、並岡仁役の真白健太朗さんらが登場した。これまで放送された第7話のストーリーを振り返り、第8話以降の見どころを語った。

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 小林さんは、アニメについて「いろいろな意味で話題沸騰!」といい、「『シュート!』がバイブルという“シュート!っ子”の小野さん、ガチファン目線でアニメはどうですか?」と小野さんに聞くと、「あのころ(原作)のせりふをオマージュしている部分もたくさんあって、グッときます。一ファンとして楽しんでいます」とコメント。原作を読んでオーディションに臨んだという小林さんは、「原作を読んでいる人にとって、神谷(篤司)のせりふはエモい!」と見どころを語った。

 イベントには、オープニングテーマ「アオレイド」を担当する歌手の宮川愛李さん、エンディングテーマ「RIVALS」を担当する音楽ユニット「all at once」も登場し、それぞれの楽曲を披露した。アニメ好きという宮川さんは「アニメを見る時には独り言が多いのですが、『シュート!』ほどツッコミをするアニメはなかなかない!」と興奮気味に話し、「とっぴな展開になりがちだけど、独自の世界観を突き進んでいると思います」と魅力を語った。

 第8話以降について土屋さんは「小久保は2話以降からあまり顔を見ない男だけど……後半では新しい一面が見られます」と笑顔でアピール。小野さんは「自分自身のサッカー人生を変えてくれた作品への出演は本当にうれしいです。ツッコミどころも含めて引き続き、楽しみ尽くしたいです」と話した。

 小林さんは、第8話以降は高校選手権に突入することにも触れ、「放送は折り返し。いよいよ物語は佳境に入ってきました。後半に進むにつれて、熱い展開、面白い展開も待っています。ニコニコ動画などで、他の視聴者と一緒にツッコミも入れつつなど、いろいろな形で『シュート!』を楽しんでいただきたいです。最後までよろしくお願いいたします」と呼びかけ、イベントを締めくくった。

 「シュート!」は、1990~2003年に「週刊少年マガジン」(講談社)で連載されたサッカーマンガ。天才・久保嘉晴と一緒にプレーするために、新設校の掛川高校に入学した田仲俊彦が、強烈な左シュートを武器に、強豪チームを倒していく姿が描かれた。テレビアニメ「蒼き伝説シュート!」が1993~94年に放送された。SMAP主演で1994年に実写映画化されたことも話題になった。コミックスの累計発行部数は5000万部以上。

 新作は、元イタリア名門チームの“世界の闘将”神谷篤司と、神谷の出身校で今は弱体化した掛川高校に通い、サッカー部と距離を置こうとする辻秀人が出会い、新たな伝説の幕が上がる……というストーリー。「蒼き伝説シュート!」以来、約28年ぶりの新作テレビアニメとなる。TOKYO MX、テレビ静岡、読売テレビほかで放送中。

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